登山者情報1018号

【2006年06月24-25日/石転ビ沢〜梅花皮小屋/渡部政信調査】】

前日、春山合同訓練に参加したKEBさんから飯豊のお誘いがあった。ちょうど小屋番も頼まれていたので一緒に行くことにした。
7時に起床。天気を調べて飯豊山荘に向かった。8:00過ぎに着くとKEBさんが待っていた。彼女は前日に月山に行ってきたらしい。8:20ゲートを出発。林道の途中でテント用のペグとロープが入った袋が落ちていた。8:45砂防ダムを通過。9:25うまい水に到着。すぐ後ろから新潟の峡彩の小山さん達4人がやってきた。今日は出合までとのこと。しばらく夏道を歩き梶川の手前から雪渓に上がる。梶川を過ぎた辺りで雪渓が薄くなっているところがあるので慎重にルートを取る。11:00石転ビノ出合に着くと小山さん達が大石の上にいたので一緒に昼食にした。11:40出合出発。12:20ホン石転ビ沢対岸にて休憩。水が流れている音がするがまだ雪の下になっていて水は取れない。KEBさんがここからアイゼンを付ける。ここからは北股からの落石に注意して登る。13:30北股沢出合の水は何とか取れるが落石に十分注意が必要。ここから上を見上げると中ノ島が出ていた。右岸を注意しながら登る。数人のスキーヤーが下りてきた。15:00梅花皮小屋に到着。なんと山姉さん一行が出迎えてくれた。久しぶりの再会に感激!小屋での雑用をしてる間にKEBさんは一人で梅花皮岳を目指す。彼女が帰ってきてから夕食の鴨鍋を肴に楽しい山話となった。
朝4:00起床、外の気温は5℃。風があるので体感温度は0℃に近い。合羽を着込んで日の出を待つ。KEBさんは北股岳を目指して登る。4:20蔵王連峰の方からの日の出。(そういえばここでの日の出は久しぶり。いつも日の出の後の起床だった気がする。)朝食の準備をして小屋の掃除皆さんを見送って7:20出発。一ヶ月前の訓練の時とはまるで違う雪質に恐る恐る下るKEBさんを後ろにいつものように靴スキーで下る。中ノ島で最初の登山者と出会う。ホン石転ビ沢出合でKEBさんがアイゼンを外す。8:30石転ビノ出合を通過。梶川出合を過ぎて夏道に上がる。9:30うまい水で小休止。10:35山荘のゲートに到着した。ここでKEBさんと別れ午後からの仕事に向かった。

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