登山者情報1026号

【2006年07月22-23日/町民登山(石転ビノ出合)/井上邦彦調査】

小国山岳会は小国町をベースに活動している。そこで町民に還元する活動をしたいということから、数年ぶりに町民登山を復活することとなった。
 登山道整備を終えて天狗平に戻ると、山岳会のメンバーや一般参加者が集まり始めていた。きりきりに冷えたビールをいただき、受付でオレンジ色のTシャツを受け取る。今回のために特注したTシャツ、飯豊山荘に行きTシャツを見せて風呂に入り、Tシャツに着替える。
 「山岳会員はホストに徹すること」というLFDの指示に従い、会員は各テーブルに分散する。会場の真ん中ではU字溝を使った豪快なバーベキューが始まった。あちこちのテーブルで参加者の方と酒を酌み交わす。
 青竹を切って作った樋で、流しそうめんも始まったが、私は食いそこねた。2階ではLFDの山岳写真スライドショーが始まったが、これも見そこなった。皆盛り上がって入るが、そろそろ限界を感じ1階のフロアにマットと寝袋を持ち込んで、沈没した。
 翌日、人の話し声と空腹に目が覚めた。朝食をいただき一息つけていると、当日参加の方々が集まってきた。梅雨末期とは思えない好天に恵まれたようだ。
 VCKのストレッチで身体を伸ばし、私が先頭で出発した。爽やかな朝のブナ林を、のんびりと進む。砂防ダムから登山道に入る。無線で休憩の要請が入る。ブナの樹下で休憩を取りながらブナ林を説明する。
 低速ギアで進むのだが、やはり「早すぎる」という声が無線から流れる。先ずはうまい水で休憩。ここでメロンを冷やしかえりに備える。婆マクレの説明(以前にお婆さんがまくれ落ちたのでこの名がついた)すると、目の前にいた女性の苗字は「馬場さん」であった。
 昨日整備した梶川出合の巻き道に、参加者は四苦八苦。ついに1名がここで挫折となった。皆は赤滝を通って無事に石転ビノ出合に到着した。ここでは味噌汁、カキ氷、スイカに舌鼓。当然ビールもありました。
 十二分に休憩して、下山。汗まみれになった頃に、うまい水で冷た〜いメロンが待っていました。天狗平ロッジで解散後は、飯豊温泉で汗を流して帰宅。

宿泊者で記念撮影
バーベキュー 盛り上がってます
流しそうめん 翌日は好天に恵まれた
地竹沢 新道を下る
登山道が洗掘されている ここから赤滝の登りになる
雪渓の崩壊
石転ビノ出合が見えた 石転ビ沢中ノ島(草付キ)付近
山菜汁 お握りを頬張る
スイカはいかが? なかなかです
全員で記念撮影
赤滝を下る 慎重に
足場に気をつけて 油断は禁物
ロープを頼りに 下流から見た梶川出合
最後尾の方々 うまい水で休憩
でました冷た〜いメロン 思わず笑顔
満足 頑張ったね