登山者情報1028号 (投稿)

【2006年07月22日/オンベ松尾根/大江利昭調査】

登り 湯ノ島口〜1:00〜月心清水〜1:00〜一服平〜0:45〜櫛ヶ峰〜0:25〜牛首山〜1:00〜大日岳
下り 大日岳〜1:00〜牛首山〜0:25〜櫛ヶ峰〜0:40〜一服平〜0:40〜月心清水〜0:45〜湯ノ島口
 若き恩師、本間文雄の慰霊山行はいつも天気が思わしくない。まだ3回目でしかないが、今回も梅 雨空残りで登りは終始雨、12時を過ぎてようやく予報通りの「曇り」となった。
 実川部落先のゲートまでは心配した長雨による被害は無い。ゲートから前川堰堤までの間が路肩が崩れている箇所、水流によりえぐられた箇所、小規模の土砂崩れが各1カ所ずつ、長雨の被害が出ている。
歩き、あるいは自転車での入山には全く問題にならない程度である。ただし、東北電力の作業 に当たる車は湯ノ島まで入っていた。
 梅雨の雨空の中、意を決して出発する。アシ沢の徒渉は単管橋がしっかりしていて全く問題ない。月心清水までは所々新しい刈り払いの面影はあるが、迷う余地はない。月心清水から一服平までは今年刈り払ったようすが新しい。
 一服平から牛首の鞍部までは昨年刈り払ったようで、一昨年の認識とは異なっていた。とは言え、一服平から櫛ヶ峰まではスゲが結構かぶっていた。櫛ヶ峰のクサリ場は、古い針金が残っているが掴まらないにこしたことはない。ロープもあるが自力で上れないところではない。
 牛首の鞍部から大日の登りは最後の楽しみである。色々な花が迎えてくれるだろう。ただし、草付き尾根で所々わかりにくい箇所があるのが、前方のルートに目をこらせば何ら問題はない。
 衣笠草のある小さなルンゼ?を抜け、最後の急登を越えるとなだらかになり、先に「大日岳」の独標が見える。