登山者情報1044号

【2006年09月16日/五頭山:新潟県笹神地区村杉温泉より/木内茂雄調査】

タイム
菱ケ岳登山口6:30〜7:00山没霊供養塔〜7:46笹清水〜8:15見晴らし良い〜8:30菱ケ山頂8:37〜9:15中ノ岳〜9:45竜神清水〜9:53三叉路〜10:00五頭山三角点10:40〜10:45三叉路〜10:48前一ノ峰〜10:51一ノ峰〜10:56二ノ峰〜11:02三ノ峰〜11:13四ノ峰〜11:06五ノ峰〜11:40六合目(スキー場への分岐)12:12スキー場駐車場〜12:22菱ケ登山口(駐車場)
記 録
 今回の三連休は、北アルプスの剣岳を考えていたが、台風13号と秋雨前線が変な具合で三日間は曇りと雨なので、諦めて手頃なこの山にした。
月岡温泉から安田方面に向かい、笹神の出湯温泉に入り、右折れ水原の信号を直進して、直ぐ次の信号を左折し、又直ぐに左折して舗装道を登っていくと数分で左右に有る駐車場に着く。右から菱ケ岳登山口が始まり、登り口にキツリフネが咲いている。少し草藪を登り始めると、すぐに雑木林の登りになる。30分登ると山没霊供養塔と刻まれた立派な石碑が登山道脇に立っている。その先も時々、小さな急坂は有るが後は比較的なだらかな登りなので登り易い。笹清水を撮り、その先30分位で見晴らし良くなり、黄色くなった田圃と日本海が近くに見える。曇りだが見通しが良く、菱ケ岳が良く見え、数個の小ピークを巻きながら、最後に急坂を登り暫くして菱ケ山頂に着く。少し背伸びをして無理をすると日本海も見える。昨年11月20日に此処まで来たが雪が有り引き返した。
 周りに四角な人工的な石が散らばっているが、以前に何か祠でも有ったのだろう。その先に数分行くと飯豊連峰が遠くに見える。そして、間もなく桂清水の標識が有るが、どのくらい下れば水場なのか。登山道はなだらかな起伏の稜線が五頭山まで続いていて、山頂はこちらより低く見える。花を無理して探すと、カメバヒキオコシ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ミゾソバ、アキノキリンソウ、ノギク、カニコウモリ等の野草が咲いている。花の終わったイワカガミ、イワウチワ、チゴユリ等を見つける。それから、先程より葉は見つけて居たのだが、漸くツルリンドウの花を見つけ撮った。今回の収穫だ。
 時々雑木林の樹林帯を歩くが、イタヤカエデ、ムシカリの木が有るので紅葉の時期も楽しめるのかもしれない。それから冬に登るのも飯豊連峰、会津の山々、日本海が見えて最高だろう。そんな事を思いながら、三叉路でメインルートに突き当たり、右に折れ七分程で山頂に着く。粗末な標識なので見落とすかも。時間が有りすぎるので充分にユックリしてから、三叉路に引き返す。
 三叉路で左に先程登ってきた菱ケ岳方面を見て直進する。その後、一ノ峰、二ノ峰、、、、五ノ峰、そして六合目で左スキー場方面に進み、旧スキー場に沿って下った。

五ノ峰避難小屋 山没霊供養塔
ノギク 笹清水
菱ヶ岳山頂標識 菱ヶ岳山頂付近にて飯豊を望む
アキノキリンソウ 中ノ岳標識
カメバヒキオコシ ミゾソバ
ミズヒキ ツルリンドウ
竜神清水 三叉路標識
五頭山々頂標識 前一ノ峰より菱ヶ岳を望む
前一ノ峰より五頭山を振り返る 一ノ峰の風景
一ノ峰標識 二ノ峰の地蔵様
二ノ峰より弥彦・角田・日本海を望む