登山者情報1057号

【2006年12月03日/二王子岳/井上邦彦調査】

参加者=ホンマタカシ・カサハラマサオ・ヨコヤマトシオ・ヤマギワテツオ・サイトウタカユキ・イノウエクニヒコ・カトウイツコ・アサヅマカズエ・ヒグチヒサエ・オオタニマサコ・アラキユキコ・ナンバフミコ
 いっちゃんの声掛けにより総勢12名の大所帯で二王子岳に登ることとなった。前日はPWD宅で指導員会小国支部の集まりがあり、参加したNIYがそのまま同行してくれる。これを良いことに、行きは道を知っている私が運転し、帰りはNIYに運転してもらうこととした(にやり)。
 横根スキー場でNIYと合流し、一路南俣集落に向かう。この先の道路状況は、あらかじめLTQが下見してくれており、無事二王子神社まで辿りつく事ができた。神社では既にメンバーが集合しており、思い思いに登山の準備を行う。
 炊事場で、自己紹介をする。各々それなりに山を歩いている方々である。07:30歩き始める。天気予報は良くない。始めからカッパ着用であるが、小雪程度である。私は長靴着用、他の方も長靴が多いようである。
 殆ど雪はなく夏道感覚で登る。長靴は沢も気にせず歩けるのが良い。杉林を抜けて雑木林を登ると大杉である。この辺りから徐々に雪が出てくるが気になる程ではない。ただ石の間に穴があるので、注意が必要である。神子石を過ぎると急になる。1人先行者がおり足跡が続いている。
 最短コースを取り、08:35-45一王子小屋に到着する。小屋の狭い土間で立ったまま軽く食事を取る。
 小屋から先は雪が次第に多くなるが先行者は坪足で登っている。09:19-53カンジキを履くことにする。新潟のメンバーは金属製のワカンジキ、慣れない方もおり手間取っている。
 10:03定高山を通過する。NIYがカンジキの不具合を訴え、カンジキを持参しなかったホンマ氏と二人で下山し、一王子小屋で待っていることとした。
 雪は次第に深くなって行く。峡彩山岳会の3名が追いついて来たので、先に行ってもらう。やがて先行していた新発田市の方、峡彩山岳会に追いつきラッセルを交替で行う。登山道が掘り込まれているため、ラッセルが深く感じられる。
 11:15-25六合目到着、このままでは昼食の時間がなくなると全員の意見が一致し、記念写真を撮影して下山することとした。
 12:30-14:30一王子小屋に到着すると小屋は人で溢れていた。先に下った2人が場所を確保してくれていたので、カッパを脱いで上がる。小屋にはスドウさんを始め顔馴染みの方々がおり、親切にしていただく。
 続々と食べ物が出てくる。運転者を確保しているメンバーには飲みきれない程のアルコール、今日が誕生日で今年100回目の登山という山姉さんのためにケーキも出てきた。
 関東から来たと言う団体さんが下ると、小屋の中は貸切になる。食べ物も飲み物も豊富、楽しい会話が弾み、このままここに泊まりたいなと思うほどであったが、そうも。行かない。
 下りは夏道と同じ、わいわいと賑わいは途絶えることなく、15:10二王子神社に到着した。

今回のルート
坪足で登る 一王子小屋で休憩 ワカンジキを履く
定高山にて 雪は次第に深くなる 峡彩の皆さんが後から追いついてきた
単独で先に登っていた方 六合目で終点とする 下山
笠原さんが焼いてくれた
HZUと書かれたパン
それぞれが持参した食料を広げる 小屋の中は湯気で溢れる
素晴しいご馳走の数々 須藤さんと 大杉を下る
杉林に入る 沢を渡る 二王子神社に到着
今回ご一緒させていただいた方々 二王子神社 車には雪が積もっていた
同行者のページ かしましいっちゃんのお部屋
山姉さん
絶景の彼方へ