登山者情報1126号

【2007年11月11日/徳網山/木内茂雄調査】

【 メンバー】 
 ODD同行
【タイム】
 登山口8:53〜9:16徳網山山頂9:23〜10:25登山口
【記 録】
 五味沢集落を過ぎ、左に“リフレ”を見てから舗装道路は狭くなる。暫く走ると道は左に急カーブして樋倉橋を渡り、1分もしないで左に小さい白の木杭が有り、徳網山登山口の標示がされている。その砂利道に入り、50m位走り、右折れして行くと直ぐ突き当る。車5,6台停められる小さな駐車場になる。登山道はそこから、林に入り落ち葉を踏みながら登り始める。
 木々の葉は大分落ちているが、まだ赤、黄の紅葉が楽しめる。心配していた雨が急に降ってきたので、傘をさしながら、これもまた風流と楽しみながら登るが、やがて、その雨も止む。それほど急な登りは無く歩き易いが、葉っぱの下は雨で濡れていて、油断すると滑る。
 20分も登ったろうか、一瞬右手の枝の間から徳網山の頂が見えた。道は楢,ブナ、リョウブ、椿等の林なので、葉の有る時期は視界がきかない。そして、時には、平、或いはダルミが有ったりするので、呼吸を整えることが出来るので、散歩に手頃な山だ。途中、イワウチワが狂い咲きしている。
 50分も歩くと尾根は緩やかになり右に大きく折れる。此処はウッカリすると、帰りに真っ直ぐ進んでしまいそうな所だ。相変わらずブナ林を進むが、左側は急傾斜で遥か下に落ち込んでいる。山頂に近づくに従い、痩せ尾根になり、傾斜が増してくる。そして、山頂手前5分位のところから、左右が見晴らせるようになり、山頂は独立峰なのでトンと飛び出した感じで山頂に立つ。雲の中を覚悟していたが、左遠くに光兎山、その右の朝日連峰の寒江山、そして、後は雲海である。晴れていれば朝日連峰全山、飯豊連峰もそして、日本海までも見えるらしい。快晴の時は、最高の眺めが楽しめる良い山だ。
徳網山登山道入口の標識
登山口駐車場の案内図
雨の中を歩く
紅葉の中を行く
狂い咲きのイワウチワ 途中徳網山を望む
途中の紅葉
途中の紅葉
紅葉
山頂直下にて遠く光兎山を望む
徳網山山頂
山頂より寒江山を望む
山頂のナナカマドの実
ブナに蔦
ブナと紅葉にODD