登山者情報1171号

【2008年07月20日/石転ビ沢〜御西小屋/三島亮調査】

 6:15梅花皮小屋を出発。6:30梅花皮岳、6:43烏帽子岳通過。烏帽子岳を通過してまもなく雪の上を歩くが右前方に夏道が見える。夏道に移るのが正解だが4名の登山者が夏道を見つけられなかったのか雪渓をそのまま直進しているのが見えた。登山道はこっちだと声をかけ、引き返してくるのを確認してから行動を再開。その後ところどころ雪の上を歩くことになる。7:26御手洗ノ池通過。7:50天狗の庭着。雪がまだ多く残っていたがネットを張ったところは顔を出しており、若干の発芽を確認できた。登山道に戻ると御西方面から登山者がやってきたので挨拶をしてスライドしようとしたら原口夫妻と金野くんだった。
 御手洗ノ池手前と天狗の庭手前では数百メートルの雪上歩行となった。いずれもまだ雪が多く、ほぼ平らな状態なので滑落の危険は感じなかった。夏道と雪渓との境目も危険は感じかなかったが当然硬くなっているので注意は必要。8:23御西小屋着。小屋手前のネットからは発芽を確認することができた。また、通常の水場は雪で隠れており、急傾斜の雪渓を下らなければならないため使用不可だったが大日岳方面、往復30分ほどのところで水が取れるとのことだった。時間の関係で現場は確認してこなかったが目印に赤い旗を2本立ててあるとのことだった。
 小屋でゆっくり休ませてもらい9:57梅花皮小屋に向けて出発した。10:46御手洗ノ池通過。11:57梅花皮小屋着。お昼を食べて12:33梅花皮小屋を出発。13:43出合着。14:22うまい水で休憩。15:14ゲート着。