登山者情報1197号

【9月27-28日/梶川尾根〜梅花皮小屋〜丸森尾根/木内茂雄調査】

【メンバー】 
HZU,T氏、U先生、Y先生、AQL・・・今山行は、HZU以外は初めての人達と動行することになった。
【タイム】 
(9/27)飯豊山荘7:00〜7:31楢の木曲り7:38〜8:21湯沢峰8:31〜9:00滝見場9:18〜9:49五郎清水10:04〜10:29三本樺10:36〜10:44トット場〜11:00梶川峰11:19〜11:57扇ノ地紙〜12:17門内小屋13:08〜14:04北股岳〜14:23梅花皮小屋
(9/28)9:49梅花皮小屋〜10:20北股岳〜11:10門内小屋11:20〜11:46扇ノ地紙〜12:16地神山12;20〜12:34地神北峰〜12:58丸森峰13:32〜14:18夫婦清水14:35〜15:46飯豊山荘
【記 録】
(9/27)
 気温は低く、時には霰の降る中を飯豊山荘に向かうが、梶川尾根に取りつく頃はそれも止んだ。楢ノ木曲りでは暫し日差しが有ったが、上空は雲に覆われている。湯沢峰辺りから稜線近くが初雪で白くなっているのが確認できた。道理で気温が低い訳だと思うと同時に早い初雪だなあと感心する。五郎清水辺りから雪が目立ち始め、梶川峰では登山道は白一色になる。そして、扇ノ地紙に向かうに従い霧と風の中に入って行く。稜線に出て門内小屋に向かう時、新潟県側からの雪混じりの強風が右頬に当たりチクチクと刺されるように痛い。手も出していると悴んでくるので雨具の袖の中まで入れる。更に足をシッカリ踏ん張りながら歩かないと飛ばされそうになる。門内小屋で腹ごしらえと休養を十分にとり、後は梅花皮小屋まで休まず行こうということで外にでる。相変わらずの風雨雪、霧の中、顔の右半分をフードで隠して黙々と歩く。そして、周囲の景色を見る事無く北股岳山頂に着き、休むこと無く梅花皮小屋目指して下る。此処からは山の陰になり風が来ないので楽に下れる。こんな天気なので一般客は一人も来ないので、我々5人で熊鍋と焼肉を肴にして宴会となった。
(9/28)
 天気予報では晴れてくれる予定だったが、夜明け前まで風強く、明けると同時位に風は止んだが霧で視界が20〜30m位である。天気祭りと称してお神酒を頂き少し遅く出発したが霧の中の行動で始まる。北股岳山頂の鳥居には昨夜の吹雪でエビの尻尾が付いている。そして霧が晴れ日本海が見えるようになったのは門内小屋以降からで、漸く写真を撮り始める。昨日見ておいた“マツムシソウと初雪”の写真も撮る。ただ太陽は雲に阻まれ顔を出してくれない。杁差岳方面は良く見えるが飯豊本山方面は山頂に雲有、景色は良くない。それにしても昨日の天気に比べれば雲泥の差で、快適に歩く。帰路は紅葉が始まり出している丸森尾根を下る。そして、丸森峰でゆっくりラーメンを食べてから飯豊山荘を目指す。

梶川尾根登山口
最初の岩場
楢ノ木曲りにて
初雪の宝珠山と飯豊本山
滝見場より石転雪渓を望む
滝見場より梅花皮大滝を望む
滝見場にて
梶川峰周辺にて初雪の飯豊本山
初雪の梶川峰
初雪と紅葉
初雪の池塘
初雪に鳥の足跡
扇ノ地紙手前にて
扇の地紙にてY先生
北股岳のエビの尻尾
北股岳の下り
紅葉と初雪
ギルダ原を行く
門内小屋前にて門内沢を見下ろす
門内小屋からの下り
初雪とマツムシソウ
地神山に向かう
ナナカマドと後方梶川尾根
霧にむせぶ紅葉
地神北峰よりエブリ差岳を望む
地神北峰より草紅葉の梶川尾根を望む
丸森尾根を下る
丸森尾根の草紅葉と後方杁差岳
丸森峰に向かう
夫婦清水にて
紅葉を下る
途中初雪の飯豊本山を望む