登山者情報1,224号

【2009年02月21日/山形県山岳連盟指導員会・遭難対策委員会総会・研修会/井上邦彦調査】

 朝日連峰の山懐にある民宿ふもとを会場にして、山形県山岳連盟指導員会・遭難対策委員会総会・研修会が開催された。歓迎の挨拶、両委員長挨拶から始まり、報告と協議、研修、懇親会と充実したひと時を過ごすことができた。
 始めに粕川理事長から「2008年度山形県山岳連盟の会計は東北予選会が山形県を会場に行われたこともあり、国体関係経費が多額になり、結果として各委員会への支出を半減しなければならなくなった。日本体育協会は各競技を評価し、34位まで毎年開催と決めた。山岳は34位であり、かろうじて毎年開催に残った。21年度から少年は中学3年〜高校3年と巾が広がる。立山にある文部科学省登山研修所は廃止を検討されたが、日本スポーツ振興財団に移管されることとなった。」などの報告があった。
 次に井上委員長から1月31日に行われた山形県山岳連盟理事会の結果について報告があり、さらに日本山岳協会指導員会総会の報告があった。またこれらに関連して、現在山形県指導員会が抱えている諸課題が整理された。
 研修会は水谷講師の国立公園についてざっくばらんな話があり、出席者の全員が発言して、これからの山について真摯な意見が交換された。これを踏まえて懇親会では、一段と熱のこもった意見交流がなされた。

小国山岳会小国山岳会金副会長、歓迎の挨拶 遭難対策委員会齋藤委員長挨拶
井上指導委員長を座長として総会が行われました
次は研修会
本日の講師は水谷さんです
国立公園について話を伺いました
皆、真剣に聞き入ってました
参加者全員が質問、一人一人に丁寧な説明をしてくれました
全員で記念撮影(その後に若干名増えましたが・・・)
お待ちかねの懇親会です