登山者情報1,232号

【2009年04月19日/竹田道則/長井葉山調査】

 長井市民は不思議と春になると、いつも眺めてるせいかこの山に登りたくなる。花粉症でヘタリきった体を奮い立たせ、葉山の神様に今年一年の無事をお願いしに行ってきました。
 8:40登山口出発 杉林の階段道を登り始める。尾根に入るとイワウチワの群生が花盛り〜っ! 木の芽もだいぶ芽吹いてきている様だ。そんな景色を見ていたら去年採りに行ったコシアブラを思い出した。急に気がもめてきてコシアブラ採りに行こうかと頭を邪な気持がよぎったが思いとどまり予定通り神様の待つ山頂へ。
 下のほうはちょこちょこ雪が登山道に残ってる程度。落ち葉の上にちょこちょこで登りづらい。一時間弱登ったところで小休止。ここまで来ると登山道以外のところにも雪がある。自分で握ってきたオニギリを頬張るがちょっと塩気が足りない。結構塩きかせてきたんだけどな〜!?
 そこからさらに高度を上げると樹林帯ではあるが一面雪の世界。不思議と花粉症がよくなってる。さすがにここまでは花粉飛ばないか。雪の斜面を快調に登り11:15小屋に到着。荷物をおきカメラだけ持って奥の院へ。しかし気が変わってその先の高台へ。ここの方が祝瓶がよく見えるんだよね。
 小屋に帰り軽く食事を取って神社に手を合わせてから12:30下山開始。長井でもまだまだ春の雪山楽しめるなと感心しながら快調な足取りで下山したのでした。
 下界にきたらまた花粉症で鼻水が トホホ・・・

下の方はイワウチワが盛り
ところどころ雪がまだあります
勧進代登山口からの尾根
この尾根は白兎から登る尾根
高度を上げると雪がいっぱい
ビュースポットの大石は頭だけ出てました
北から伸びる尾根との切合せ付近
水場も雪の中
葉山小屋
御田場あたりから朝日方面を望む
高台からは飯豊連峰が見えます
葉山から見る祝瓶山
八形峰(朝日方面)
葉山小屋付近の雪原