登山者情報1,235号

【2009年05月02日-03日/古寺鉱泉〜大朝日岳/竹田通則調査】

[道路交通情報]
月山湖〜大井沢(根子地区)〜地蔵峠〜古寺鉱泉口       ○通行可
大江町〜柳川温泉経由〜大井沢トンネル〜根子地区〜地蔵峠   ○通行可
朝日町(宮宿)〜木川ダム                  ×通行不可
古寺〜木川ダム                       ○通行可
※白瀧(朝日鉱泉口)へは月山湖経由か大江町から古寺廻りになります

[水場情報]
古寺登山口〜大朝日岳(金玉水)全て使えません。

【5月2日(土)】
 朝4時に起きるはずが、まだ暗いため目覚める事が出来ず、次に気付いたときは4時判過ぎ。あわてて布団を飛び出て5時を回ってからようやく出発。
 古寺鉱泉登山口には到着時すでに多くの車があった。用意を整え7時20分古寺鉱泉の朝陽旅館前を通り登山開始。久々の重い荷物が肩と腰にずっしり。尾根に出るまでは緩い九十九折の道を暫く登り、その後やや痩せた尾根をハナヌキ峰に向かってエッチラコッチラ登る。838mピーク前から雪を踏み始めそこから先は銀世界。
 ハナヌキ峰前からピークを巻くように夏道はついているがそのまま直登しピークで一服(9:00〜9:15)。ここから一旦鞍部まで降り、古寺山に登り返すのだがここが結構キツイ。古寺山までの急登が長く感じ、しかも後ろに小朝日岳が鎮座しているので気持がトホホになる。10:20古寺山着。
 古寺山から小朝日までの痩せた稜線の雪庇の突き出てる谷側は雪に亀裂がかなり大きく入り、トレースの跡は残っているもののルートの選択は慎重に自分でしましょう。
 小朝日ピークを夏の巻道あたりを強引にトラーバースして熊越に出たが、かなりの急斜面な上に新雪が4月末に積もったらしく上層の雪が滑りそうでもう少し締まるまで止したほうが良さそうです。悪い見本でした。
 正午近くになると雪が緩み始め湿って更にところどころ下に抜け歩きづらく、14:00近く大朝日小屋に到着。バテバテ!
 小屋では大江山岳会の阿部さんが出迎えてくれた。しかも早速銀色のカンが。そのカンには朝日岳だけにアサヒと書いてある。ごっさんです。荷物をおいたら山頂まで行ってODDと交信する予定であったがそのまま本格的な飲み会になった。予定は酒の前では未定。就寝するまで肝臓の修業はつづく。
【5月3日(日)】
 朝起きると雪目で目がゴロゴロ痛い。阿部さんがもう一晩泊って行けとやさしいお誘い。その気になり解毒剤のいいちこを飲み始め6時過ぎ家にもう一日山に泊る連絡を入れたが違う事情で気が変わり8時過ぎ阿部さんにお礼を言って下山を開始した。
 前日より風が強い。天気は崩れそうはないが天気ではない。阿部さんにサングラスを借して頂いて出発したが目もやられているし、この方がいいか。
 この日はルート通り小朝日岳をつめて古寺山へ渡り、11:30登山口の朝陽旅館着

古寺鉱泉朝陽館
尾根に出て暫くすると雪
ハナヌキ峰から日暮沢に向かう尾根
ハナヌキ峰近くから見た古寺山
ハナヌキ峰ピークから小朝日岳
雪庇は亀裂が大きく入ってます
大朝日岳と中岳
熊越側の小朝日岳、まったく違う表情
大朝日岳
遠くに月山が見える