登山者情報1,243号

【2009年05月24日/倉手山/井上邦彦調査】

 展望はあまり期待できないが、雨は降りそうもないので、EAGと二人でぶらりと倉手山に向かった。駐車場は満車状態、その数に驚く。登山者カード記載箱に持参した掲示紙を設置し、10:31出発。
 階段を登り、風のない尾根道をゆっくりと登る。10:58-11:02展望台で休憩。ここから多少傾斜が緩くなる。道脇にはナナカマド・オオイワカガミ・ヤマツツジが咲いている。チゴユリが出てくると道は平坦になり、風も出て快適になる。ユキツバキ・タムシバ・ムシカリ・アヅマシャクナゲ・ショウジョウバカマ・イワウチワが咲いている。すれ違った登山者から「山頂には12人パーティと18人パーティがいる」と聞いて、スペースがあるか心配になる。
 登山道の左脇に残雪があり、すぐ上が分岐である。11:27通過するが国体コースの旧道は藪化しており、標識も何時しかなくなっていた。ここから道は右折し、松尾根を鞍部に下る。サラサドウダン・ヤマグルマ・ウワズミザクラ・マンサク・ムラサキヤシオ・ウゴツクバネウツギが咲いている。
 鞍部から登るに従い急登となり、最後は平坦な藪の広場に出る。残雪の向こうに山頂でたたずむ登山者が見えた。11:58-12:36倉手山々頂に到着する。予想通り大賑わいである。それでも以前と比べ広く刈り払いをしているので、休憩するスペースはあった。
 あいにくと稜線は雲に覆われていたが、時折、飯豊山頂も姿を現したし、むしろ暑くなくて休憩するには絶好である。お湯を沸かしてコーヒーを飲む。適当に休んだ所で下山を開始する。13:19展望台通過し、駐車場が見える所まで降りてきたら、下で手を振っている人がいた。なんとkennroku+MH!であった。13:39駐車場着。

今回のコース
展望台にて
展望台から倉手山々頂を望む
左は枯松山、右は大境山
樽口峠の駐車場は満車
杁差岳と西俣峰
主尾根の分岐手前にて
アヅマシャクナゲ
分岐から右折して倉手山に向かう
西俣尾根
倉手山に至るルート
ヤマグルマの花
カタクリ
ムラサキヤシオ
山頂直下の急登で下山者とすれ違う
山頂が見えた
山頂は大勢の登山者で賑わっていた
梶川尾根
湯沢峰と梶川峰
丸森尾根
ダイグラ尾根
展望を楽しむ人々
この日は約50人が山頂で楽しんだ
山頂の看板
下山を開始します
名前は不明?
ヤマグルマの花が満開
こちらはヤマウルシ
ヤマグルマの新芽
タムシバ
マルバマンサク
先に下るパーティ
これから名前を調べます
サラサドウダン
旧道の分岐、旧道は藪になり標識もなくなっていた
え〜と、何だっけ?
オオイワカガミ
チゴユリ
ヤマツツジ
駐車場の車は半分に減っていた、右下で手を振る人は?
タニウツギ
丸森尾根登山口にて
LFDが作成した登山者カード記載所