登山者情報1,295号

【2009年11月01日/大境山/井上邦彦調査】

 昨夜の芋煮にうどんを入れて朝食としたが、私は二日酔いのせいか食欲なし。途中のコンビニでウィンダインゼリーを購入する。前日は大型バスを始め沢山の車が止まっていたが、さすがに予報が悪いせいか途中で会ったのは2人パーティだけ。
 正面の左岸を進み、2本の丸太を渡り、水路沿いに進んで右の杉林に入る。課題の湿地はやはり沢山の人が通っただけに泥濘になっていた。尾根に取り付き、途中の水場直前で休憩。風に舞う大量の枯れ葉のお迎えをいただく。
 黙々と我慢の登り、右に折れる草地で2回目の休憩。柴を掴んで尾根に出る。そのままブナの疎林を経て水場で3回目の休憩。問題はこの先だ。黙々登りの後に稜線の急登が待っている。ここも柴を掴んで登り詰め、傾斜が緩くなる。後は何度も騙されて、池の端を通り、草地を過ぎて大境山々頂に到着!
 風が強いので座り込んで皆を待ち、記念撮影。携帯電話で確認すると雨の帯が日本海から近づいている。長居は無用と下山する。いいかげん降った所で再度確認すると朝日連峰は雨だが、この辺りだけうまく雨を避けている。落ち葉の布団でひと休み。雨粒が若干落ちてきたので、再び歩きだし、カッパを着ることなく駐車場に到着した。
 皆が水路沿いに降りてくるのを見ていると、追い抜いてきた2人パーティがショートカットしようとして、途中で地権者の注意を受けて戻っていた。里山ではよくあることだが、私有地に入らないようにロープが張られたり注意書きがある場所では、その指示に従わないとトラブルになる。私達も十分に気をつけたいものである。

07:14 登山口にて左岸の土手を進みます
ここで丸太橋を渡ります
この泥濘の通行が最難関!
落ち葉の吹雪!
08:27 2回目の休憩
08:59 水場にて
枯松山と杁差岳
09:32 大境山々頂!杁差岳が迎えてくれた
風が強い
09:45 記念写真を撮影してさっさと下山することにしました
山頂から戻ります
途中の池
池の端にある湿地を通過
名残惜しいな〜
大境山を振り返る
ブナの疎林
10:55 落ち葉の絨毯で休憩していると、ぽつりぽつり
11:18 先行者が駐車場に到着