【2009年11月29日/蒜場山/井上邦彦調査】
小国山岳会の忘年会、朝食の舞茸おこわを食べて帰宅した。さて何処に登ろうかと考えたが、蒜場山と決めてザックに山道具を入れて出発した。加治川治水ダムに到着したのは、既に時刻も遅くなっていた。猿が2匹、山から下りて柵を越え川底の公園に降りて行った。
10:38駐車場を出発、ダムの上を歩いて左岸に移る。標識脇にある登山者カード記載箱からノートを取り出して記入する。10:43登り始めはまっすぐ急な階段である。尾根に出てまもなく、10:53急な登りを終えて平坦になる。右下にコンクリートの壁があり、レールや車輪の残骸がある。鉱山の跡だ。
11:00登り切って平坦になると、左手に白い山稜が見えた。11:06正面の溝が登山道のように見えるが、実際は左の尾根を登り、11:22小峰を越える。ここにはショートカットもあった。
11:46-57岩岳の広場でザックをおろす。標識がある。食事を取りロングスパッツを履く。メールは送信できない。ここから降って、12:01鞍部のブナ林、尾根上は天然杉が続いており、濡れた木の根が滑りやすい。
途中顕著に聳えている烏帽子岩は、アヅマシャクナゲ・ヤマグルマなどの常緑樹に包まれており、雰囲気が良い。右手から両手を使いたくなる鎖場を登って、12:25烏帽子岩山頂に着いた。降りにはロープがあるが問題ない。
12:32岩場に鎖が下がっている。その先の突起を越えると登山道の左が崩壊している箇所があるものの、特に問題はない。ホシガラスがとまっていた。さすがにこの時期、稜線では暮らせないのだろう。
12:41灌木が多くなり雪が出てくる、誰かが登った跡があるが降った跡はない。山伏峰が近くなってくると、堅雪が抜かり歩きにくい。13:06山伏峰山頂、ここで左に曲がるが、降って来た登山者とスライドする。この辺りから視界がなくなってくる。
13:20-25蒜場山々頂に到着する。立派な標石と三角点があり、何時もは登山者が休む広場は雪原となって獣達が遊んだ跡が散乱していた。コースに絶えることなく下がっていた赤札はここで196となっていた。メール不可、視界がないので早々に下山する。
13:36山伏峰を通過、13:42-51録音機の電池を替える。メールが届いたが返信はできなかった。休むとすぐに寒くなる。14:21-17烏帽子岩の山頂でメールの送受信ができた。14:42岩岳通過し、15:51-58駐車場に到着。17:17自宅に帰着した。
今回のコース |
途中で焼峰山を遠望する |
こちらは目指す蒜場山、頂稜部は白くなっている |
雪崩避けのトンネルは交互通行だ |
トンネル内部の様子 |
駐車場に車を停め、加治川治水ダムを渡る |
ダム途中から俎倉山を見上げる |
ダムを渡り切ると、標識と登山者カード記載箱があった |
この登山道は米平新道と言われている |
登山道敷は新発田市が借り受けている |
尾根をひたすら登って行くと頂稜が見えた |
焼峰山(加治川治水ダムコース) |
これはどの辺りだろう? |
左が蒜場山々頂、右が山伏峰 |
岩岳山頂の標識、ここから左に下る |
正面の突起が烏帽子岩 |
鞍部のブナ林 |
岩岳を振り返る、天然杉が多い |
烏帽子岩が近づいてくる |
尾根部の針葉樹は殆どが天然杉だ |
このような光景は飯豊連峰東面では見られない |
烏帽子岩 |
岩岳 |
日本海が見えた |
烏帽子岩直下、若干だか高度感が出る |
ここを登る |
烏帽子岩山頂 |
山頂から岩岳方面 |
同じく山伏峰方面 |
登降を繰り返して進む |
正面の岩に鎖が下がっている、ここがルートである |
鎖場の先に登山道が崩れている所がある |
振り返る、五頭が雲に見え隠れしている |
烏帽子岩 |
山肌が白くなってきた |
登山道の両側に雪が出てくる |
雪を踏んで登る |
中途半端な堅雪 |
二王子岳から門内岳に連なる峰々 |
二王子岳 |
振り返る |
焼峰山全景 |
山伏峰に到着 |
山頂から降って来た登山者とスライド |
蒜場山々頂に向かう |
潜ったり潜らなかったりして、なかなかに歩きにくい |
池があった |
山頂付近は雲が出てきた |
ようやく山頂に到着 |
獣達の足跡が縦横無尽にあった |
山頂の標石と三角点 |
氷のドライフラワー |
オブジェを鑑賞 |
これはリョウブ |
雪がなくなると快適に下る |
振り返る |
烏帽子岩は象徴的な突起だ |
烏帽子岩まで戻る |
岩岳 |
俎倉山 |
焼峰山 |
二王子岳 |
烏帽子岩から降る |
ブナ林 |
連山 |
岩岳の広場 |
二ツ峰の突起だろうか |
放置された鉱山用トロッコ |
鉱山跡 |
階段を降る |
加治川治水ダムに到着 |
焼峰山登山口 |
駐車場から見上げた北股岳 |