登山者情報1,311号

【2010年01月23日/白太郎山/井上邦彦調査】

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 小国山岳会恒例の鍋っこ登山が、今年は白太郎山を舞台に行われた。リーダーはWKB、幹事がAXL。県内外から約20名が参加した。当日の夜には小国山岳会の新年会がリフレで行われることから、集合場所はリフレとなったが、前日から既にリフレに泊まって前夜祭を行っていたメンバーもいたようだ。
 車に分乗してOTJ宅に向かう。ここでワカンを履く。HZUはテストのため前回に引き続いてスノーシューを使ってみた。車道からすぐにラッセルとなる。概ね膝前後のラッセルであるが、何せ人数が多い。先頭は必死だが、後ろはゆうゆうたるものである。
 多少、雪が降ってきたが酷いほどではない。皆で交替しながら登るので、休みを取らずにどんどん進む。766m峰付近で茨城の3名パーティが追いついて合流する。
 ブナが太くなってくると、雪質が変わり幻想的な光景になる。風も少し出てきた。茨城のmurataさんはTシャツ姿で、見ているこちらが寒くなりそうだ。雪庇も多少出てきた。
 山頂に到着するが、視界は殆どない。裏側に回って雪の安定度と雪庇の様子を観察。先ずは手前に竪穴を掘り上にブルーシートをかけて調理場とした。その一方、雪庇を切り取り、横穴を2箇所掘り進める。中で二つの横穴と調理場を合流し、椅子とテーブルを作り、横穴の入り口をブロックで塞いだ。
 寒鱈汁にチゲ鍋、熊汁を始め、次々とご馳走が出てくる。車を置いてきたメンバーは勿論アルコールで上機嫌である。名残惜しいが、次に新年会が控えているので、下山となる。
 先頭が766mよりかなり手前で右に下り始めた。覗き込むと、トレースがある。どうもこのトレースに惑わされたようである。雰囲気からしてOTJでも兎を追いかけて登って来たのだろうと判断、ルートを左に取って進むと、やがて微かに自分達のトレースがあった。
 後は尻セードなどで楽しみながら、わいわいと無事にOTJ宅までげざんした。

OTJ宅前で出発前の打ち合わせ
ワカンをつけます
幹事のAXL
いきなりのラッセルです
久々の大人数
吹雪になってきました
膝近いラッセルです
顔見知りのメンバーが沢山
振り返るダイチャン
こちらはヒロチャン
尾根上に出ました
茨城メンバーも追いつきました
冬景色
雪質が変わってきました
先頭を歩くのは
Tシャツ姿のmurataさんです
元気に別なトレースを作る
幻想の世界に入っていく
雪庇に気をつけて
雪氷の世界
ついに山頂到着!
雪洞の中で食事会
湯気がもうもうで見えません
いろんな鍋が出てきました
体もポカポカです
下山開始
すってんころりん
ブナの林を下る
ここでもコロリン
横目で眺めるECB
ようやく杉林まで下ってきました
徳網山が顔を見せてくれました
最後に記念撮影
以下はobakeさんから頂いた画像です
今回のリーダーkoncyang
先頭でラッセルです
タモさんのラッセル
こちらはハイジのラッセル
白太郎山々頂!
この後、雪洞作りに取り掛かりました