【2010年02月13日/百石山(町民登山)/羽田義明・菅野享一調査】
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小国山岳会企画委員会で2010小国町民登山をどうするかと話し合いを重ねた結果、今回も町民登山の場所を百石山とし、2010年2月13日(土)に実行すべく担当者が準備に掛かったが、スタッフ間の仕事と家庭と趣味(山岳会)の調整が取れず話が進まない状況であった。
昨年はミゾレの中で大型シートを2枚張ったテントの中での宴会であっただけに、今回は天候を気にして半月程はテレビの天気予報を朝昼晩と見ている日が続いた。
当日の天候は曇りから回復し降水確率20%の予報であったが、備えあれば憂いなしで万一に備え大型シート2枚を揚げる事にした(結果として晴天の中、ブルーシートを担ぎ上げた仁科氏ご苦労様でした)。
一般参加者及び当山岳会を合わせて69名の山行となった。遠くは千葉県、茨城県、新潟県は柏崎市から参加して頂き、また最年長は75歳の男性で最年少者は5歳の男性で地域的に年齢的に幅広い参加を頂いた。
数年前から懇親会の開催についての意見が多かった事から、今回は宮の森会館を設定した。飲酒運転防止を念頭に懇親会及び宿泊する方は山百石山頂での宴会モードを楽しんで貰うため、宮の森会館に車両を置いてバスを利用していただくこととした。
8時30分参加者を乗せた大型バスは宮の森会を出発し、8時45分JR小国駅で更に
参加者乗せ、登山口となる伊佐領小学校前に集合していた方々と合流した。
この時、伊佐領地区の空は曇りであったが、遠く新潟県の空は青空が見えていたことから、今日は天候には恵まれたと確信した。
全員集合して頂き人員確認の後、「2010小国町民登山百石山登山」の開会式のセレモニーとなり、小国山岳会々長高橋健二の挨拶。続いて伊佐領地区会長渡部俊郎氏のご挨拶「伊佐領の裏山の百石山に、何が良くてこんなに大勢の方が来るのか私は未だに判らない。」が印象的であった。
その後、協催を代表して山形県山岳連盟自然保護委員長齋藤弥輔の挨拶及び登山上の諸注意事項の示達の後、同氏によるかんじきとスノーシューの組み合わせによる新しい雪中トレッキング用具の試作品を示しての説明に一花咲かせての登山となった。
9時45分伊佐領小学校前を出発、今回のコースは昨年と違い百石山への直登コース、
数日前の雨で雪は沈み登り易いのか、それともパワーが有るのか或いは早く飲みたいのか皆さん方の登りは早い。
私は最後の方を登っていたので判らないのだが、先頭の方は11時半前には山頂に到着していたようだ。
出発当時は曇り空であったが、30分ほどして青空となり、着ていた防寒衣を脱ぐ方も多く、山腹からの眺めも良かった。山頂では風は無く飯豊連峰こそ姿をみせなかったものの、天候に恵まれ最高の眺望であった。
山頂では常連の方々を中心とした活動により、大型の2列の懇親会場を完成させ、またシートでトイレを完成させた。
その後、小国山岳会々長から一般参加者の方に登頂記念として「2010小国町民登山 百石山(598,8b)2010登頂 個人名記載」のキーホルダーが配布された。また昨年の町民登山が2月14日のバレンタインデーであった事から、昨年の参加女性の方々から男性参加者にチョコレートのプレゼントが有り、当時これに気を良くした小国山岳会々長が酔いながら「来年は私がお返しいたます」と話していた。かなり早いが、約束どおり女性の方々にキャンデーがプレゼントされた。
山頂での懇親会に参加者の中には、菓子と抹茶を提供してくれる方、チゲ鍋を提供してくれる方、地酒を提供してくれる方等々沢山の料理が振る舞われた。
当山岳会でも若手が頑張って、LPGガスボンベ、大鍋(新潟の玉木さんが背負った?)、フライパン3個等を上げ、キムチ鍋や小国特産味噌風味豚肉ステーキが焼き振る舞われた。
楽しい時間は刻々と過ぎ、参加者同士が語り合い、酒を酌み交わし親睦を深めた13時30分、親睦会を終了し下山開始をした。
ゆっくりと尻セードをしての下山予定であっが、積雪が多かったことと、尻セードにちょうど良い斜面であったことから下山も早く、14時30分には伊佐領小学校前に到着してしまった。
チャーターしたバスは15時30分にならなければ迎えに来ない。これから1時間どうするのだ。取りあえず閉会式をし、無事下山出来たことを皆で祝って解散とした。チャーターしたバスは定刻とおりに来たので乗せて貰い各自帰路に着いた。
その後、宮の森会館で数十名による第2回懇親会が開催され、夜遅くまで電気が点き賑やかな夜がふけた。
伊佐領小学校前に集合です |
みんな集まったかな〜確認する渓君 |
開会式です 進行はWKB |
小国山岳会々長挨拶 |
「今日は楽しく過ごしましょう・・・」 |
伊佐領地区会長の歓迎挨拶「みなさんは何が良いのか、私はいまだに分からない・・・」 |
微笑むLFD、「俺も伊佐領の人間だァ〜」 |
こうしてみると、みなさん重装備ですね |
あらあら、もう眠くなっちゃたかな? |
おもむろにLFDが取り出したのは |
これがwebで盛り上がったスノカンの試作品です |
このようにして、ワカン(カンジキ)と組み合わせて使います |
そして、こちらは竹で作った新型スノカン |
「説明はもういいから早く行こうよう〜」 |
「恥ずかしながら私も作ってみました」とECB |
3種類のスノカン、果たして実験の結果は・・・? |
いよいよ出発です |
ECBの試作品を試してもらいます |
こんな具合かな |
微調整をしています |
今回は学校から直接山に取り付きます |
LFDの試作品の調整 |
まだ改良点がありそうです |
竹の試作品はLFD自ら試してみます |
なかなかうまく行かないようです |
沢を越え、急な斜面をどんどん登って行きます |
まるで蟻さんの行列です |
みんなが歩くと階段ができます |
一歩また一歩 |
多少蹴り気味が良いようです |
慣れてくるとワカンも楽しいものです |
ストックがあるとさらに楽です |
道が幾つかできました |
青空が広がってきました |
WKBの大きなザックには何が入っているのでしょうか? |
ここらで、ちょっと休憩です |
一汗かきました |
お腹もすきました |
幻想的な光景です |
向こうに山が見えてきました |
どちらが良いか・・・迷うところですね |
眼下に山並みが広がります |
横川ダムです |
もうすぐ山頂です |
百石山々頂に到着! |
山頂では早速巨大な雪のテーブルが作られました |
次々とご馳走が出てきます |
渓君も満足! |
全員で記念撮影 |
記念撮影のカメラマン達 |
ポーズを要求するLFD |
はい、笑って! |
おびただしい数のシャッターが切られました |
まだまだ撮影は続きます |
名残惜しいけど、時間です |
まだコップを放さない方がいるようですね |
伊佐領小学校まで戻ってきました |
解散式です |
この後、二次会は宮の森会館で |
いや〜今回も大成功でした |