登山者情報1,360号

【2010年07月04日/二王子岳/長谷川芳幸調査】

 朝、6時過ぎに神社に着くと既に沢山の車が有り、その上にバスも止まっていた。6:15曇り空の神社を歩き始める。気温が高く暑く感じるので直ぐに汗が噴き出す。
 登山道に入ると、カラマツやホトトギスが咲いている。良く整備された登山道を、暑いのでややゆっくり目のペースで登る。一本杉に着き、いつもの通りビデオを廻すが、五頭は見えない。
 二合目の神子石は、昨日の川東地区登山のせいか、しめ縄が掛かっている。少し歩くと水場で、休んでいた女性4人を抜く。エゾアジサイも咲き始めている。
 7:10三合目(一王子)。2人休んでいる。挨拶をしてこちらも水分補給をして先に出る。サンカヨウの実が沢山ある。4合目手前で20人の団体を抜く。数は少ないが、小さい花達が咲いている。蝉が鳴き始めている。
 7:45五合目(独標)ガスリ始めている。水分を補給して歩き始める。六合目付近で2人の下山者に会う。8:35七合目(油こぼし)ガスっており、全く下界は見えない。風も殆ど無い。
 八合目(お花畑)は、まだ残雪が多く登山道は雪の下で、水場も出ていない。ただ、雪が消えた所には、オオサクラソウも咲き始めていた。下山者にも結構会うようになる。
 三王子を過ぎ尾根筋に出ると、終わりかけているのもあるが、まだ結構ヒメサユリを楽しめました。また、前回登った時には咲いていなかったニッコウキスゲも咲き始めている。9合目の琵琶池手前で、数メートル雪の上を歩く。
 9:15山頂着。数名が休んでいるだけ、ガスで飯豊は全く見えず。珈琲を飲みところてんを食べ、山頂裏側の残雪の具合を見に行く。一分も降らなくてタップリ残雪が有った。
 10:00下山を開始。結構登ってくる人とすれ違う。少し降るとパラパラと降ってくるが直ぐに止む。六合目を過ぎた辺りから再び降り始めたので、カメラなどをリックに入れてザックカバーを掛ける。
 11:00五合目(独標)で一休みしていると強く降ってくる。これから上を目指す2人連れは、雨具を着けていた。こちらは、持ってきた傘をさして降りる。少し降りると止む。
 11:25三合目(一王子)小屋から人の声がしていた。天気が悪いので、やめて小屋で休んでいる人もいるようだ。少し降ると再び強く降ってくる。しかし、杉林に入る頃には止んで時々、日も射したりの天気であった。
 12:00神社。天気は曇り空。駐車の車の台数が凄い数である。

二王子神社
カラマツソウ
タマガワホトトギス
一本杉から一王子方向
エゾアジサイ
神子石
二合目水場
サンカヨウの実
四合目
ヤマツツジ
ギンリョウソウ
五合目(独標)
独標上の登山道
ホウチャクソウ
イワカガミ
チゴユリ
タニウツギ
ユキザサ
オオバキスミレ
七合目(油こぼし)
ニッコウキスゲ
コバイケイソウ
コバイケイソウ
八合目(お花畑)
お花畑・オオサクラソウ
お花畑・オオサクラソウ
三王子
ゴゼンタチバナ
ヒメサユリ
琵琶池
ミツバオウレン
ナナカマドと琵琶池
奥の院
九合目から山頂小屋と青春の鐘
二王子山頂飯豊は見えず
クモマニガナ
シロバナクモマニガナ
イワイチョウ
サンカヨウ