登山者情報1,367号

【2010年07月17日/鈴振尾根〜祝瓶山〜蛇引尾根/井上邦彦調査】

 昨年も実施したが、朝日山地生態系保護地域の標識取り付けを行ってきた。
 04:05大石橋袂に車を置いて歩き始める。鈴振尾根に取り付き、04:41「鈴出の水」を通過する。水音と鳥のさえずりが聞こえる。
 04:55に720mで一の塔を仰ぎ、05:06に817m峰を越える。05:22-33食事を取っていると陽が昇った。コメツツジ・ツルアリドウシ・ヨツバヒヨドリが咲いている。
 06:14-22休憩を取る。1箇月ぶりの山は脂汗が滴る。先日の「ためしてがってん」というTV番組を参考に、ゆっくりと登ってみたが、どうもこれが悪いようだ。
 06:35一の塔、飯豊連峰が見えた。ママコナ・オトギリソウ・シロニガナが咲いている。06:55分岐の標柱は倒れていた。
 07:05-44赤トンボが群がる祝瓶山々頂で大休憩とした。コキンレイカ・ノリウツギ・ミヤマホツツジ・ヒメサユリが咲いている。飯豊連峰が次第にくっきりとしてきた。
 07:50分岐を通過し、藪化が著しい登山道を下っていくと、道刈りをしていた飯沢氏等とお会いした。祝瓶山々頂まで刈り払うとのことである。
 08:30最低鞍部から登り始め、08:42分岐で刈り払いに来た1人とスライド。さらに刈り払い作業中の方を越して、08:51水場を通過する。
 09:05-13暑さに辟易し、日陰で休憩する。草刈り機を担いで大玉山に向かっているお二人も、大変そうだ。
 09:41-10:21標識設置作業を行う。ヤマトウバナ・ニッコウキスゲ・シロバナニガナ・オトギリソウ・ヒメサユリ・アカモノ・コバイケイソウ・トリアシショウマ・ハクサンチドリ・ゴゼンタチバナが咲いている。
 10:38大玉山々頂の標識が倒れていた。鞍部で道刈りに来た山さんとお会いし、しばし歓談。山さんも暑さに様子。カラマツソウ・キンコウカ・コメツツジが咲いている。
 11:33北大玉分岐を通過する。遠雷が鳴り止まない。11:51森林限界からようやく日陰に入る。
 12:04-17蛇引清水分岐で休憩、遠雷が次第に近くなる。12:55大玉吊橋を渡るり、13:05-36沢の辺で標識設置作業を行う。
 13:56角楢小屋を通過し、16:26祝瓶山分岐付近から小雨が降り始め、14:40車に乗り込むと、本格的な雨となった。

鈴出の水 水場は右の沢に降る
夜が明けてきた
大朝日岳
西朝日岳
720mから「一の塔」を望む
817m峰を越えてブノグラノタルミ手前から「一の塔」
オオコメツツジ
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)
一の塔
「一の塔」の標識
「二の塔」を目指す
「二の塔」の背後に祝瓶山々頂が見えてきた
山頂の直下には、まだ雪が残っていた
「二の塔」の分岐
飯豊連峰遠望
大日岳
石転ビ沢
オトギリソウ
大玉山と大朝日岳
御影森山
町境
飯豊連峰
三角点と飯豊連峰
石転ビ沢
次第にはっきりとしてきた
以東岳
祝瓶山々頂を振り返る
大玉山を目指す
道刈り作業と出会った
水場の分岐には刈り払い機の燃料が置かれてあった
祝瓶山を振り返る
後ろには飯豊連峰
生態系保護地域の標識を設置
昨年設置したものは紐が切れていた
新しく設置
設置箇所から大玉山を仰ぐ
大玉山の標柱が倒れていた
シシウド
キンコウカ
大玉山を振り返る
ここから蛇引尾根を降る
西朝日岳方面
大朝日岳方面
小玉沢に設置した標識
角楢小屋、保全作業のベース
角楢の吊橋
潜り橋の袂にあった標識
最後に、駐車場に標識を設置