登山者情報1,392号の2

【2010年09月25-26日/日暮沢小屋〜三方境(朝日連峰合同保全)/井上邦彦調査】
翌朝、ザックにネットを入れます
大朝日岳も見守ってくれます
三方境で作業が始まりました
石を動かして組み直します
今回は、麻のネットに加え、椰子のネットも使いました
風上に椰子のネットを張り、飛砂を防ぎます
このネット、ひとつひとつに皆の汗と思いが詰まっています
慣れた手つきで作業が進みます
狐穴小屋の周辺には膨大な椰子の繊維があり、植物の生育を妨げています
植物の生育を促すために椰子繊維を剥がしました
この椰子繊維を石組みの隙間に埋めて侵食を防ぎます
今回のターゲットのひとつは急傾斜地での石組みです
飛砂によって裸地化が進行した場所です
侵食地にもネットを貼ります
麻ネットと椰子ネットの効果の違いを探ることも目的です
ネットの上に石を置くと、湿度が保たれ風下で発芽が促進されます
様々な方法を試します
風食地にもネットを貼ってみました
石の効果です
吹き溜まりができ、水が流れる場所では顕著な発芽が見られます
作業も後半となってきました
風上の侵食地です
作業地全体を見上げます
作業終了後の記念撮影
今日の写真屋さんはイッチャンです
おまけです
以東岳を背景に

続く⇒