登山者情報1,394号

【2010年10月03日/二王子岳/長谷川芳幸調査】

 6時半頃に神社に到着する。天気予報が良い方に変わり晴れている。車は、数台止まっているだけである。準備をしているとモンテローザ・新発田のメンバーが来た。8月に2代目から3代目に立て替えた「青春の鐘」の2代目の基礎を壊す作業に登るとのことである。
 6:40神社から歩き始める。気温もすっかり下がり秋の風。先日までの大汗がウソのようである。杉林に入ると遅れていたスギヒラタケが出始めている。ただ、以前は食用とされたが、中毒死の危険があるのとのことで食べる人も殆どいなくなった。一本杉でいつものように写真を撮る。五頭は綺麗に見えていた。神子石を過ぎ、2合目水場は水量も充分である。7:30一王子。小屋の写真を撮り、汗もさほどかいていないので休憩を取らずに登る。
 8:00五合目(独標)。先客一人が休んでいる。ブナはやや色付き始めている木がある。ポカリを飲んで少し休む。6合目付近のトリカブトは、すっかり終わっていた。ダイモンジソウは、終わっているもあったが、まだまだ楽しめた。また、ウルシなどの紅葉も始まった。8:40七合目(油こぼし)。やや曇っていたが、殆ど稲刈りの終わった新潟平野が見えた。八合目(お花畑)は、草紅葉が進み、僅かにアザミやダイモンジソウの名残が咲いていた。また、水場の水は冷たく美味しかった。山頂で使う水を汲み。山頂を目指す。山頂方向は、色づき始めていた。
 9:20山頂手前の二本木山分岐。今日は、風も山越えの乾燥したダシの風が吹いたので朝露も残っていない。久し振りに二本木へ行くことにする。入り口は刈ってあったが、刈り払いは直ぐに終わり、笹などが登山道にかぶってきている。足元が見えないので、慎重に歩く。そして来る人もいないので、ラジオをつける。色づき始めてきたの紅葉と飯豊の眺めは日差しも有り、見頃になりつつある。
 9:50〜10:00藪の中の二本木山頂(1424m)着く。飯豊方面は、ほぼ刈り払いしてある。二王子岳山頂と多少違う飯豊を眺めて一休み。今日は、空気が乾燥しているので御西・門内・頼母木・杁差の各小屋も確認出来た。誰も来ない、来た道を戻る。
 10:30二王子岳山頂。数名が休んでいるだ。飯豊連峰は、天気の崩れる前の山越えの風のおかげでハッキリ見えていた。ただ、朝日連峰は確認出来るがハッキリとは見えなかった。休憩を取っていると、モンテローザ・新発田のメンバーと下越のSさんが到着。早速、2つ有った内の残り1つの基礎のコンクリート固まりを壊す作業に取りかかる。助っ人・Sさんの貢献も有り予定よりも早く全作業が終了。モンテのAさんから、30数年前に初代・青春の鐘を建て経緯などを聞きながら昼食を取り、それから、記念写真を撮る。
 Sさんと私は、先に降らせて貰うこととし、13:00下山開始。降り始めると、琵琶池付近が綺麗だったので写真を撮る。13:55五合目(独標)。休憩。14:25三合目(一王子)。休憩。15:15神社。

二王子神社
スギヒラタケ
一本杉から一王子方向
神子石
二合目水場
キノコ
一王子小屋
四合目
五合目(独標)
色づき始め
ツルリンドウ
ダイモンジソウ
七合目(油こぼし)
七合目から独標方向を臨む
 八合目(お花畑)水場
 山頂直下の紅葉
 三王子
 琵琶池手前から山頂方向紅葉
 琵琶池
 奥の院(9合目)
 奥の院付近から山頂小屋と青春の鐘
 二本木山分岐
 二本木山方面入り口は刈ってある
 二本木山への道
紅葉と大日岳
二本木山々頂
二本木山から飯豊連峰(杁差岳)
二本木山から飯豊連峰
二本木山から飯豊連峰
二本木山から飯豊連峰(北股岳)
二本木山から飯豊連峰(飯豊山)
二本木山から飯豊連峰(御西岳)
二本木山から飯豊連峰(大日岳)
二本木山から御西岳アップ(右端小屋)
二本木山から二王子岳山頂
二王子岳山頂付近の紅葉
山頂小屋
青春の鐘と飯豊連峰
二王子岳から飯豊連峰(大日岳)
二王子岳から飯豊連峰(御西岳〜飯豊山)
二王子岳から飯豊連峰(飯豊山〜北股岳)
二王子岳から飯豊連峰(門内岳)
二王子岳から飯豊連峰(地神山・頼母木山)
二王子岳から飯豊連峰(大石山・鉾立峰)
二王子岳から飯豊連峰(鉾立峰・杁差岳)
2代目青春の鐘基礎
基礎解体作業1
基礎解体作業2
基礎解体作業3
基礎解体作業4
基礎解体作業5
基礎解体作業6
作業終了昼食タイム
記念写真
琵琶池付近紅葉