登山者情報1,408号

【2010年12月11日/徳網山/井上邦彦調査】

 予報によると朝は好天、午後は荒天である。濃霧の中、車を走らせる。五味沢集落から霧が晴れ、飯豊連峰も姿を見せた。駐車場には誰もいない。07:16登り始める。樹木に葉はなく、落ち葉が霜で真っ白になっている。木の根が凍りついており滑る。杉の植林地を抜けて雑木林に入って行く。
 08:00-10食事休憩を取る。この辺りから雪が出てきて、獣の足跡が続いている。ブナ林に入ると雪がやや深くなってきた。08:25主尾根分岐に出る。ここから猿の足跡が山頂まで延々と続く。トレースになっており歩きやすいが、大量の糞が散在している。08:35急登になるところで、服を1枚脱ぐ。抜けるような青空、小国盆地は一面の雲海となっており、その後ろ飯豊連峰が横たわっていた。
 09:02-55徳網山々頂には素晴らしい展望が待っていた。ラーメンをすすりながら、まったりと光景を楽しんだ。転ばないように気をつけながら下山を開始する。10:20主尾根分岐を通過する。既に雲が出て、飯豊連峰から青空が消えていた。
 11:00駐車場に到着し、帰宅する途中、フロントガラスに雨が当たり始めた。

登山口の駐車場にて
登山口の案内板
凍った落ち葉を踏みしめて
すっかりと葉はなくなりました
徳網山が見えました
獣の足跡
朝日連峰
振り返れば飯豊連峰が
雪が出てきました
猿が道踏みをしてくれてました
飯豊連峰
両側が切り立っています
途中で一息
雲海と飯豊連峰
山頂まで最後の登り
徳網山々頂!
山頂には素晴らしい展望が待っていました
鷲ヶ巣山
山頂から眺める朝日連峰
祝瓶山
 祝瓶山々頂
 
朝日三山(仮称)
大朝日岳
西朝日岳
平岩山
寒江山方面
寒江山
相模尾根
飯豊連峰
小国盆地は雲海の下
二王子岳
杁差岳
北股岳
梅花皮小屋
大日岳
飯豊山
まるで墨絵のようです
 定番のラーメンです
 
白太郎山と徳網集落
白太郎山
下山前に記念撮影
下山途中に雲が出てきました
晩秋の山旅となりました
名前は分りませんが・・
朝日連峰が遠ざかります
熊の爪痕がありました
これは樹から降りる時のものです
登る時の爪痕です
上の方まで痕が残っています
カシノナガキクイムシがブナに侵入した跡でしょう