登山者情報 1,415号

【2011年01月23日/二王子岳/長谷川芳幸調査】

 天候、曇・雪 入山者、スキーヤー2名。スノーシュー・カンジキ
 朝、7時頃に南俣に着く。天候は、曇り空。集落の何軒かは、雪下ろしをしたあとがある。車が4台ほど止まっている。その中に、NさんHさん達の車もある。挨拶をして準備に掛かる。7:20車からスノーシューを着けて歩き始める。(舗装道路上にも数pの雪が積もっている。)林道に入ると、先行者の膝付近まで沈んだトレースが有る。
 8:20神社。灯籠の上に積もった雪が多い。積雪調べるために立ててあるポールが完全に雪に埋まっている。180cmか2mのポールだったと思うので積雪はそれ以上である。一休みをして登山道に入る。一合目手前の登りは、先行のスキーヤーが膝上以上のラッセルと戦った跡があった。
 一本杉を過ぎ、今シーズン初めて、右側の冬ルートの尾根に取り付く。スキーヤー、HさんだけのラッセルではNさんが沈むので、私がNさんの前に出てNさんが後ろに下がる。Hさんは、沈まないがこちらは、歩き方が悪いのか4番手なのだが、やや沈む。積雪や木に付いた雪の多さなどに気を取られて一王子の目印の杉が分からないくらいであった。
 10:00一王子(三合目)上のコブ。曇っているので、独標(五合目)方面や眼下の新潟平野方向なども見えている。風が有るので、少し進んで風の弱い林の中で休憩を取る。今日は、午後から用事があるのでと5人と別れて下山を開始する。
 一王子小屋は、殆ど埋まっていた。そんなんで、6合目付近まで進んだ5名は、後で小屋に戻り入る時に、大変だったとの事である。ちなみに、独標(五合目)の積雪は、390cmとの事である。
 小屋から、冬ルートに戻り神社に降る。10:40神社。

二王子神社灯籠に積もった雪
二王子神社
二王子神社積雪計測ポールは雪に埋まっていた
一本杉から一王子方向
一王子上コブから独標方向
一王子上コブから蒲原平野
一王子付近の木々
一王子小屋
一王子小屋上の上の入り口