登山者情報 1,436号

【2011年05月28日/俎倉山〜岩岳/長谷川芳幸調査】 

 天気、曇り・雨、単独。朝、蒜場に登るつもりにて家を出るが、俎倉山登山口の琴沢ゲートが先日同様、まだ冬季閉鎖中で閉まっていた。ゲート脇には、車2台とバイクが1台駐まっている。午後から用事が有るので、加治川治水ダムまで片道約1時間掛けて歩き、蒜場を登るには、時間的に厳しそうなので、俎倉に登る事にする。
 6:10萌葱色の新緑の登山口を歩き始める。少し歩くと、パラパラと雨が時々当たってくる。しかし、本降りにはならない。沢沿いの登山道を15分ほど歩くと最初の琴沢を渡る地点となる。6:25琴沢を、跳び石を使い渡る。水量は少ない。渡ると、斜面のへつり道を気を付けながら歩く。右下は、琴沢である落ちると大変である。暫く登り、再び琴沢を渡る。琴沢から離れるが沢音は聞こえている樹林の中を行く。7:10登山道脇の沢に雪が残っている。登山道も雪で覆われている。少しばかり、雪の上を歩く。
 7:15お京平。写真を撮り、休憩も取らずにそのまま進む。山桜などが咲いている。雪が消えたばかりで、芽吹きが始まったばかりの箇所も有る。山頂手前の斜面で、多少ズボンが濡れたが、思ったほど雨にも当たらず俎倉の山頂に着けた。
 7:50〜8:20俎倉山頂・休憩〜天狗の庭往復。知り合いに、ゲートが閉まっていたので、蒜場を登らずに俎倉を登った事をメールする。山頂の眺望より、天狗の庭の方が眺望がいいのでそちらに行って写真を撮る。飯豊は、雲の中に隠れている部分もあるが比較的眺望は良い。
 8:20時間も早いし、天気もさほど悪くないので冬ルートの俎倉山〜岩岳を行く事にする。ここからは、一般の登山道でないので踏み跡は有るが、藪が茂り始めると大変である。(ルートを知らない人は入らない事)しかし、天然杉とブナなどの混合林の新緑は素晴らしい。踏み跡をたどって行くが、途中で一カ所ルートミスをしてしまう。もっとも、芽吹き始めたばかりで藪は、きつくなく歩き易い。岩岳付近では、盛りを過ぎたが沢山のシャクナゲの花を楽しむ。
 10:05〜30岩岳。岩岳に着き、蒜場方面を眺めるが山頂付近は、ガスの中である。沢筋には、結構雪が残っているようだ。ここから、山頂往復をする時間もないので、今日はここまでとして休憩を取ってから下山を開始する。10:30下山開始。
 11:30加治川治水ダム。登山口には、まだ登山ポストも設置されていない。ダムのを渡り、焼峰の登山口へ行くが、こちらもまだ登山ポストは無かった。車道をノンビリと歩いていると、後ろから自転車の人が追い抜いていった。道路には、雪は無く綺麗に掃除はされていたが、まだ、ガードロープも直されていないので、ゲートが開くまではもう少し掛かるのか?途中の信号機の一つが、雪で傘の部分がつぶされているが有った。それから、山菜採りと思われる何人かとすれ違った。
 12:30俎倉ゲート着。山中では、全く人に会わなかったが沢山の車とバイクが数台駐まっていた。
琴沢ゲート(俎倉山入口)
俎倉山登山口
琴沢最初の徒渉地点
最初の琴沢徒渉地点別角度
へつり道
登山道から琴沢
再び琴沢を渡る
イワカガミ
沢に雪が残っている
雪の上を歩く
お京平慰霊碑
山桜
俎倉山頂
俎倉山頂から蒜場山
俎倉山頂から飯豊方向
天狗の庭
天狗の庭から蒜場
天狗の庭から俎倉山頂
天狗の庭から八ッ峰方向
天狗の庭から馬ノ髪山方向
天狗の庭から棚橋山・五頭方向
天狗の庭から焼峰山方向
天狗の庭から飯豊方向
天然杉とブナの混合林の眺め
俎倉〜岩岳間の杉林の中を行く
俎倉〜岩岳間杉とブナなどの混合林の中を行く
ツツジの花
シャクナゲの花
シャクナゲとツツジの共演
シャクナゲの蕾
岩岳から蒜場方向
イワウチワ
ナナカマドの花
タニウツギ
蒜場登山口
焼峰登山口
黄色い花(エチゴキジムシロ)
藤が見頃
信号の傘が雪で曲がっている
間もなく琴沢ゲート
琴沢ゲート着