登山者情報1,487号

【2011年09月23日-24日/御幣松尾根〜御西小屋/長谷川芳幸調査】
【天候】1日目:曇り・雨・ミゾレ・ガス、2日目:ガス・曇り・晴れ 単独。
【23日】 御西へ行く予定だったので、起きると雨が降っていたがを自宅を出発する。新発田市から阿賀町に入る頃から、雨も上がる。阿賀野川沿いに出ると霧が掛かっている。
 実川に着いて曇り空だが、わりと明るい空なので車から自転車を降ろして出発の準備をして林道を走らせる。(半分位は、自転車を降りて引いて歩く)8:10林道終点。今回は、珍しく林道途中で釣り人にも全く会わなかった。
 8:20一休みしてから終点から少し戻り、登山道に入る。登山道入口が笹で少し分かりにくくなっていた。今朝までの雨のせいで、夏草などが濡れておりズボンが濡れる。アシ沢に掛かる単管橋を渡り、本格的な登りに掛かる。刈り払いがやや悪いので、上下とも濡れてきた。まわりのブナは、まだ青々としている。普段なら出ているツキヨタケなども見られない。やはり秋の訪れは、遅いのかな?
 9:40〜55月心清水。休憩を取り、登ってくる間に減った水に加えて、長丁場に備え1L程を積む。刈り払いが急に良くなる。標高を上げるが、紅葉もまだ早いようである。ナナカマドの実が色付いているくらいである。11:00〜10一服平。御西など飯豊の稜線は見えている。ただ、新潟側の雲がやや厚くなってきている。休憩を取り出発すると、雨が当たり始める。ゴアを着て、カメラをリックに仕舞ってから、携帯にて御西小屋へ電話を掛ける。天気の具合を聞くが今日は、読めないね...。小雨程度なので、そのまま登る。
 12:00早川のつきあげ。雨なので休憩も取らずに先を急ぐ。稜線は、ガスで見えなくなり始めている。13:00牛が首。風の当たらないところで、少し休憩を取る。雨から雪が混じりみぞれに変わる。軍手しか持ってこなかったので、時々しぼるが軍手が濡れて手が冷たい。13:55大日山頂。ガスで視界もなく風も冷たい。相変わらず雪が舞っている。休憩を取らずに御西へ向かう。
 15:10御西小屋着。御西小屋にて休憩を取っていると外が明るくなってきた。外に出ると、大日や稜線も見えいてる。佐渡に沈む夕日が期待できるかも?しかし、雲で夕日は見られませんでした。断熱のいいこの小屋でも寒いので持っている物を着込む。夜は再び雨。
【24日】
 前日の天気予報にて、ご来光を期待するが天候の回復が遅れているようで、朝起きると、霧雨&ガス。本山へ行くのをやめ、朝食を食べ珈琲を飲んだりして、ゆっくりと過ごす。大日ピストン組が戻って来始めたので出発の準備を始める。8:15雨具を着けて、御西小屋を出発する。稜線は、時々ガスが晴れて視界が利く時有るが、カメラを準備していると再びガスに隠れる状態。大日ピストン組と結構すれ違う。
 9:35〜40大日山頂。4人パーティーの記念写真を撮ってと頼まれシャッターを押す。少し降り、風の当たらないところで休んで直ぐに下山開始。少し降ると下界は、晴れ始めているようで会津の家並みが光って見える。しかし、飯豊の稜線はガスの中である。10:50牛首山の道標辺りまで来ると、飯豊山(本山)方向は見え始めるが、大日は雲の中である。標高を下げるにしたがい天気もだんだん良くなる。11:25〜35早川のつきあげ。休憩を取る。例年は、紅葉の見頃なのだが今年は、まだ早い。
 11:55一服平。12:30〜45月心清水。水がまだ、思ったより残っているので水場には行かず、休憩を取る。携帯で、月心清水まで降った事をメールする。13:40登山口。時間が有るので、湯の島小屋に寄ってから林道を自転車で車を目指して降る。
実川登山口
アシ沢単管橋
アシ沢の流れ
月心清水
ナナカマド
一服平から稜線を望む
御西小屋から大日岳
御西小屋から御西岳
御西小屋から草モミジ草月平方向
御西小屋と太陽
御西小屋から磐梯山
雲で夕日は見られず
名残イチゲ
文平の池
稜線もまだ紅葉していない
大日岳山頂
大日岳からオンベ松への降り口
大日岳山頂直下のナナカマドと草紅葉
紅葉にはまだ早い
ドウタンが色付き始めている
大日岳〜御西稜線
牛首
ゴゼンタチバナの実
オンベ松尾根から飯豊稜線
傾いた牛首道標
牛首道標と飯豊山(本山)
ドウタンと本山〜草履塚稜線
櫛ヶ峰
早川のつきあげ付近から牛首方向
早川のつきあげから烏帽子山
早川のつきあげから大日方向
早川のつきあげから牛首方向
早川のつきあげから飯豊山(本山)草履塚方向
早川のつきあげから三国方向
一服平付近から飯豊山(本山)とナナカマド
一服平付近から振り返る
一服平付近から御西
トリカブト
トリカブトの実
ブナ林
湯の島小屋
湯の島小屋水場