登山者情報1,495号

【2011年10月08-09日/西俣尾根〜おういんの尾根/長谷川芳幸調査】

【天気】
 1日目、晴れ・曇り・雨 2日目、晴れ 単独
【概略】
(08日)
 朝、下越のIさんの車に乗せて貰い。小国に向かう。6:00奥川入荘着。スパッツなど着けて出発の準備をする。6:05奥川入荘の人に声を掛けて出発する。天気は、晴れているがやや雲が多い。8:00〜10西俣ノ峰。大境山方向が見えている。あとは、木々に隠れている。一休みしてから枯松峰を目指して歩き始める。 道は、笹などに覆われてだんだん道が悪くなっていく。
 11:50〜12:00頼母木山。ようやく藪から解放。メールを出したりして門内に向けて歩き始めるが、ポツポツ当たり始める。ゴアを出して上衣だけ着るが、少しするとあられ混じりになる。ズボンも濡れないようにゴアのズボンも履く。12:35地神北峰。時折、あられ混じりの雨が降っているので、写真も撮らずに先を急ぐ。12:50地神山。13:15扇ノ地紙。雨は上がったが、ガスッており眺望は全く無しである。少し歩くと時折ガス晴れて景色も見えるようになる。
 13:45門内小屋着。少し遅れて、梶川を登ってきたSさん達3名も到着する。天気は、回復せず予想以上に寒い天気となった。Sさんが持ってきた、かも汁や途中で採ったブナハリタケの炒め物などを作り、16時頃からの夕食を皆で楽しく過ごした。一晩中、強い風が吹いていた。
(09日)
 朝、5時に起きて出発の準備をする。今年初の飯豊での、ご来光を見てから、朝食タイム。昨日のかも汁にうどんを入れた汁や、ご飯を食べる。7:10門内小屋を新潟山岳会の2人と一緒に北股岳を目指して歩き始める。風は冷たく、寒いが天気は最高である。地面には、霜が降りており笹なども白くなっている。少し歩いて、体が少し温まった来たので汗をかかないように薄着になる。笹が朝日に輝いて綺麗である。
 8:10〜30北股岳山頂。御西へ向かうお2人と別れて休憩を取ったり、北股から360度の大パノラマを撮影する。そして、迎えに来て貰う為の最終確認の電話を掛けるがなかなか掛からない。ようやく、回線がつながり加治川治水ダム到着予定17時などを確認する。迎えのYさんは、湯ノ平まで来てくれるとの事である。綺麗に笹が刈られたオウインを降り始める。所々に、降りの足跡が有るが、ここから見える限り、オウイン尾根を降る人は見えない。眺めの良い登山道である。大日岳〜蒜場山間の稜線を眺めたりしながら、快調に降る。
 9:30〜40中峰。涼しいので、思ったより速いペースで降ってきた。水場の確認へ行く。(道は刈ってある)冷たい美味しい水だった。紅葉もこの辺が、一番見頃のようでした。そして、再び登山道を降り始めると、先程までの登山道とは、うって変わり刈っていないのでやや藪がうるさい箇所がある。雨や露が有ると、ズボンが濡れそうである。ブナの葉も色が多少ついている。笹で足元が見えない箇所も有るので、自然とペースダウンする。
 10:05寅清水。(標識無し、水場確認せず)10:30滝見場。鳥居峰が近づくにしたがい、疲れた足には登り返しがきつくなる。11:50鳥居峰。今まで降ってきたオウインを撮ったりしてから降り始めると、オウインを降り始めて2人目となる方に出会う。滝見場までの予定と云っていた。Yさんと無線が繋がり間もなく湯ノ平到着との事。こちらも、もう少しで降り終えると伝える。
 12:20湯ノ平。少し遅れてYさんも到着。Yさんの持ってきた冷たい飲み物で乾杯!昼食を食べたりして休憩を取る。休んでいる最中、キノコ採りの人がリックを萎ませたまま降りてきた。それから、湯ノ平の管理人の常駐は今月末まで。来月初旬には、北股沢のつり橋も撤去されるとの事である。
 13:20湯ノ平を出発する。まだ、湯ノ平に向かってくる人が結構いる。13:50北股沢つり橋。14:30掛留沢。自転車やバイクが結構駐まっていました。一休みして、加治川治水ダム向けて8.2kmの林道を歩き始める。16:10加治川治水ダムに着く。
歩き出し
十文字の池
西俣ノ峰付近から大境山方向
藪で道が覆われている
木々の合間から杁差岳
木々の紅葉(1200m付近)
キノコ
紅葉(1500m付近)
紅葉と杁差岳(1200m付近)
振り返って紅葉
頼母木小屋
紅葉と杁差岳
頼母木山
頼母木山から頼母木小屋
頼母木山から杁差岳
雪が降った
門内小屋
日の出前の稜線(門内から)
日の出前の本山(門内から)
門内からのご来光
霜の降りた笹
門内岳
輝く笹と北股岳
北股岳山頂から眺め
北股岳山頂から御西小屋
石転び沢

続く ⇒