登山者情報1,496号

【2011年10月16日/大里峠交流会/井上邦彦調査】

 第18回を数える大里峠越え交流会に参加してきた。この事業は関川村と小国町、国土交通省等が実行委員会をつくり、関川村と小国町が交互に担当して、峠を通じて両村の交流を深めることを目的としている。過去に家族連れで何回か参加したことがあるが、今回久しぶりに歩いてきた。
 当日の気象予報は微妙であり、決行・中止の判断に悩んだと思うが、連絡がないので、08:30過ぎに集合場所の小国町役場に行くと、既に皆が集まっていた。
 バスに乗り、旧玉川小中学校脇のコミュニティセンターで下車。暫くすると、関川村からも2台のバスがやってきた。ここで開会セレモニーを行い、歩き出す。
 途中から雨がぱらつき、大里峠の祠に折鶴や木札を奉納していたら、雨が強くなった。それでも降ったり止んだりの繰り返しだ。記念撮影を終えて、柄目木(がらめき)まで下ると、昔の茶屋を再現し、集会用テントも設営されていた。ここで熱々の大里鍋(今回は芋煮)をご馳走になった。炭火で焼いている団子を食べ、かじかが入った日本酒をいただくと、良い気分になる。
 ここからは林道を歩いて、若ぶなスキー場近くで、各町村のバスに乗り、帰途に着いた。

玉川コミセンに集合
担当町を代表して小国町の今教育長が挨拶
平田大六さんも参加していまいした
幟旗を持った勇姿隊
森林管理署玉川森林事務所の窓
こちらは民家です
やはり凄い数のカメムシ
いよいよ旧街道に入ります
林道終点で休憩
「昔、玉金鉱山で金等を掘り、ここで製錬してました。」 案内人の伊藤さんが説明
山道に入っていきます
九十九折りの山道
山の空気に触れて
ムラサキシキブ
二回目の休憩です
ここでも伊藤さんが説明をしてくれました^^
アガリコがありました。昔はここまで木を伐りに来てたのでしょう。
さらに峠を目指します
足元が不安定な所では
峠に到着です
法被のおじさんは平田さんです
みんな集まってくださ〜い
伊藤さんから数名に蛇骨のプレゼント
大里峠は大蛇伝説の地なのです
儀式が始まりました
折鶴奉納
木札も奉納されました
祠の内部です
全員で記念撮影(撮影者3名が写っていません)
ここからは関川村の沼に向かって下ります下ります
丸太橋には細い木が敷かれていました
熊剥ぎと思われます 相当数の杉が被害を受けていました
柄目木に到着しました
左端には
団子屋さんが店開き
筆者の目は手前の「かじか」に釘付け
思い思いに休憩
大里鍋も団子も美味しいよ
今教育長と、来年担当する平田関川村長が固い握手
かじか酒だよ^^
羽越河川国道事務所からの挨拶
雨が本降りになりました
次回主催者の挨拶
見事な杉林の中を下ります
社が並んでいました
マムシグサ?
茎が丸かったのでナルコユリかな