登山者情報1,519号

【2012年02月05日/雪山登山講習会/井上邦彦調査】

菅野講師が撮影した画像

 前日の町民登山に引き続き、旧伊佐領小学校において雪山登山講習会が行われた。今回は前日同様インフルエンザと豪雪の影響で参加者数は過去最低となったが、回復した天候のもとで充実した講習会となった。
 最初は井上が「登山とアルコール」について話し、続いて菅野が「シート搬送法」、最後に吉田が「雪崩の対応」について講義を行った。午後はビーコンとプローブの使用方法の実践。その後に雪の中の遭難者と捜索隊の会話について実験を行った。
 

菅野講師による「シート搬送法」
今回はツェルトを使います
雪面の冷たさと衝撃を防ぐため、ザックやエアマットを敷きます
膝下に物を入れ膝を曲げるのがコツです
簡易ハーネスを作り、搬送中にずれるのを防ぎます
ツエルトにビナとクローブヒッチで紐を付けます
これだけでも搬送できます
吉田講師による「雪崩の対応法」
雪崩に巻き込まれたパーティを助けるためにはどうするか
班に分かれて話し合います
思ったより難しい
各班の代表者が発表しました
それに対して吉田講師が解説を入れます
な〜るほど
真剣な眼差し
午後は校庭に出てビーコンの練習
百石山が見守ってくれます
さあ何処にあるでしょう?
こっちの反応が強いかな
発見までの時間を計ります
次はプローブの使い方
最初に組み立て方
一列に並んで
指揮者の掛け声で刺して行きます
深さがあるので、引き抜くのも大変です
感触を確かめます
あらかじめ埋めてあったダミーが見つかりました
この穴は?
志願者が
横穴に入ります
これを埋めてしまいます
雪面に向かって大声で呼んでみます
プローブで刺して、感触も確認しました
無事に穴から生還しました
最後に記念写真を撮りましょう
講習会に参加した皆さんです
おまけ

おわり