登山者情報第152号

【梶川尾根〜北股岳〜梅花皮小屋】
梶川峰から扇ノ地紙にかけては、キンコウカが盛り、タカネマツムシソウもみられる.主綾線では、エゾイブキトラノオ・タカネツリガネニンジン・ハクサンフウロ・オンタデ・トリカプトが盛りとなっており、門内岳からギルダ原にかけてタカネマツムシソウも咲き始めた。
【石転ピ択】
石転ビノ出合までは全て夏道を行くが、梶川出合で雪の上に乗る時に足元に注意する。門内沢・ホン石転ピ沢・北股沢はまだ雪渓が続いているので迷い込まないように注意すること。所々に黄色い旗を立てたのでルート判断の材料にすること。石転ビノ出合のすぐ上の雪渓が薄くなっているので、大きな岩のある右岸にある夏道を辿る。北股沢出合の清水は利用できる。黒滝の上の雪渓が薄くなっているので左岸沿いに登る。夏道が出てきたら、可能な限り夏道を辿る。左岸から入る小沢との間にある尾根に取り付く(Aコース)。中ノ島を下ってきた時、行き過ぎてBコースに入ると薄い雪渓を通
ることになるので、左手の岩を目印にしてAコースに入ること。中ノ島上部の斜上は雪渓がなくなった。
1994年07月31日現在(木内茂雄調査)