登山者情報1,528号

【2012年03月22日/横根山/井上邦彦調査】

 夕方から山岳会の役員会、午後は雨の予報。鈍った体を動かすべく、山スキーを取り出した。08:44武川沢沿いの車道入り口に車を止め、車道を歩きだす。再度右岸に移る手前から林道に入る。杉林の中を杉林の中を進み、鉄塔のある小峰に上がった。雑木林と杉林を交互にを進む。やがて急斜面に出て送電線沿いに標高を上げる。シールに雪が付いて鉄下駄を履いているようだ。ストックでスキーを叩きながら登っていると、ストックのリングが壊れた。随分前から使っているので、布がもろくなって2箇所が切れていた。ザックの私物缶から針金を出し応急処置を行う。
 10:12稜線に出ると風が出てきた。付近はナラ枯れに侵された雑木林である。僅かに登って、10:21横根山々頂に到着した。絶好の展望台なのだが、飯豊方面は視界なく、朝日連峰方面は祝瓶山だけが姿を見せていた。
 山頂でシールを外し降るが、雪が重くスキーが浮かない。10:58車に戻った。
PS
 国土地理院では国防上の理由から送電線の記載を削除して行くという。そうなったら里山の読図はずいぶん難しくなるだろう。

今回のコース
ここから歩き出す
杉林の中を進む
沢を隔てて横根スキー場のリフト終点が見えた
小国町の市街地が広がる
俵雪
ストックが破損
稜線に出た
付近はナラ枯れが酷い
山頂に向かう
山頂からの展望
赤芝峡を隔てた峰々
飯豊連峰方面
横川と玉川の分水嶺
経塚山
祝瓶山
何の足跡だろう
国道に戻る