登山者情報1,544号

【2012年05月26日/西俣ノ峰〜頼母木山/長谷川芳幸調査】
 胎内側の車道は一般車両がまだ入れないので、小国側の西俣ノ峰経由の薮道(一般ルートでは有りません・整備よくない)でハクサンイチゲの様子を見に行くことにして家を出る。6時少し過ぎに梅花皮荘に着く。車の外に出ると、ブヨのお出迎え。直ぐに、蚊取り線香をつける。
 6:25梅花皮荘を歩き始める。やや雲が多いが、正面に飯豊が見えている。民宿奥川入の方に声を掛けて登山口へ向かう。6:40登山口。新緑の尾根を登り始めると、汗が噴き出してくる。7:00大曲分岐。ツツジの花やブナなどの新緑が美しい。7:25十文字の池。振り返ると、眼下には登ってきた尾根や小玉川集落などが見える。十文字の池は、雪で埋まっており、薮の中の踏み跡から雪の上に乗る。ここからは、薮の中の踏み跡を歩いたり雪の上を歩いたりを繰り返す。
 8:10西俣ノ峰。一休みして歩き始める。雪の上を歩く時はよいが、雪と薮の境目などで起き始めた薮で歩きにくい。8:55枯松ノ峰。9:30大ドミ。ブナの木立の間から杁差岳が直ぐ近くに見えている。また、薮の中にはカタクリやツバメオモトが咲いている。10:10三匹穴。ミネザクラが咲いてる。ダテカンバの合間から頼母木方向に雪面が延びているのが見える。一休みして、雪面に乗って頼母木を目指して歩き始める。しばらく登ると、笹藪である。10:55頼母木平。雲は多いが、飯豊の稜線は全域見えている。写真などを撮ってから、旧分岐に向かい笹藪の中の踏み跡を進む。旧分岐から、頼母木山へ向かい登る。
 11:10頼母木山。写真を撮って、小屋に向かい降り始める。途中で、咲き始めたハクサンイチゲに出合い写真を撮る。ミネザクラも咲いている。11:45頼母木小屋。ハクサンイチゲが咲いているが分かったので、大石山お花畑まで行ってハクサンイチゲの具合を見ることにする。大石山お花畑のハクサンイチゲは咲き始めである。ハクサンイチゲの見頃は、例年通り6月初旬から中旬頃と思われる。大石山分岐までは、行かずに小屋に戻る。
 12:35〜13:15頼母木小屋。風が有り少し寒いので、小屋に入り休憩を取る。小屋の中は、きれいにされておりノートを見ると、昨日、胎内市のKさんが様子を見に登って来て掃除などをしていったようである。
 13:15休憩を終えて下山を開始する。旧分岐まで戻らず、水場までの道を利用して頼母木平に向かう。14:00三匹穴。景色を眺めたり写真などを撮りながらゆっくり降る。14:30大ドミ。15:10枯松峰。思ったより時間が掛かっているので、ペースを上げて降る。15:45西俣ノ峰。何人か登ってきた跡があった。16:35登山口。16:50梅花皮荘着。

梅花皮荘
西俣ノ峰登山口
ユキグニミツバツツジ
登ってきた尾根を振り返る(十文字の池付近)
十文字の池付近雪に乗る
ブナの新緑と残雪
西俣ノ峰から枯松峰・大境山方向
西俣ノ峰から
薮尾根を行く
カタクリ
ツバメオモト
オオドミ付近の木立から杁差岳
ミネザクラと杁差岳(三匹穴付近)
三匹穴から頼母木山方向
頼母木平から
頼母木平から杁差岳
頼母木平から鉾立・大石山方向
頼母木山にて
頼母木山から頼母木小屋
ミネザクラと頼母木小屋
ミネザクラと杁差岳
咲き始めたハクサンイチゲと杁差岳
ハクサンイチゲと二ッ峰
ハクサンイチゲと杁差岳・鉾立峰
ミネザクラと二ッ峰
ミヤマキンバイ
大石山お花畑ハクサンイチゲと二ッ峰
大石山お花畑、ハクサンイチゲと地神山
大石山お花畑、ミヤマキンバイと杁差岳
ミヤマスミレ
白花シラネアオイ
シラネアオイ
水場へ行く道
バイカオウレン(ゴカヨウオウレン)
水場から杁差岳
三匹穴に向かい降る
登山口付近の水芭蕉
登山口付近のカタクリの群落
民宿奥川入

お わ り