登山者情報1,551号

【2012年06月09-10日/梅花皮大滝:八幡、山形、小国山岳会交流会/木内茂雄調査】
【参加者】
 八幡山岳会6名、山形山岳会2名、小国山岳会大勢
【タイム】
 10:11湯沢ゲート〜10:34温身平〜10;45砂防ダム〜11:38ウマイ水清水11:53〜11:59彦衛門の平〜12:14沢の雪に乗る〜12:24梅花皮大滝出合い〜13:02梅花皮大滝13:07〜14:01ウマイ水清水〜14:35砂防ダム〜14:48温身平〜15:08湯沢ゲート(飯豊山荘)
【記 録】
 小雨の内、総勢13名で湯沢ゲートを出発する。雨に濡れているせいか、ブナの新緑が鮮やかである。途中、大雪だったためかブナの大木が倒れている。
 温身平を通過して直ぐに、道路に緑鮮やかな蛙が一匹静かに座っている。大勢に見られているか、固まってしまっている。モリアオガエルで、私は始めて見る。それから、砂防ダムを登り、此処からは山道となる。やがて残雪が2,3箇所有り、この上を歩く時も有る。
 ウマイ水清水で早い昼食をしていると、猿の群れがやって来て、少し離れたところからこちらを見ている。何故か逃げて行かないでこちらを威嚇している様だ。此処までに気がついた花はサンカヨウ、ムシカリ、ニリンソウ、ムラサキヤシオ、オオバキスミレ、タチツボスミレ?等である。
 それから、彦衛門の平を過ぎ暫く行くと雪渓の上に出る。此処からはズーット雪の上を歩き、梶川が右奥に見える様になると、左側が滝沢出合となる。滝沢はまだ、残雪が豊富でクレパス等は無く安心して歩いて行ける。それにしても、出合いから40分近く要して、梅花皮大滝の基部に着く。残念なのは場所的に大滝の最上部の水が目では見えるが、写真には出せず惜しいところだ。
 そして、今来た道を引き返し、夕方は“健康の森“学習館で賑わったのは言うまでも無い。
小雨の中を出発
大雪でブナの枝が折れている
新緑の中を温身平に向かう
温身平は直ぐそこ
温身平にてモリアオガエル
崖も無いのに大石が転がっている
サンカヨウ
倒木を跨ぐ
サワハコベ
砂防ダム
随所に残雪が有る
ウワミズザクラ
下ツブテ石
沢に降りる
ウマイ水清水
猿の出現
睨んでいる猿
オオバキスミレ
彦衛門の平
スミレサイシン
再度雪の上
雪の上を出発
微かに門内岳辺りが見える
滝沢出合(落合)から梶川を仰ぐ
大滝が見えた
大滝に近付く
大滝基部に着く
大滝を仰ぐ
大滝
大滝を出発下る
ニリンソウ
ご機嫌で下る
雨に濡れて鮮やかなタニウツギ
ブナの大木を見上げる
砂防ダムに着く
砂防ダム出発
カタクリ
ムシカリ
温身平
帰りも元気

つづく ⇒