登山者情報1,573号

【2012年08月07日/石転ビ沢〜御西小屋/吉田岳調査】

 梶川出合には雪はなくなった。平水時は左岸の河床を辿れるが、増水時は巻き道になる。石転ビノ出合は門内沢と石転ビ沢の合流点下流の雪渓は崩壊が進行中で渡れない。門内沢の雪渓を横切り、さらに石転ビ沢を飛び石で渡り、石転ビ沢右岸の踏み跡を辿る。その後、雪渓に入る。北股沢出合の清水は露出している。黒滝に穴が開いたので、黒滝手前から左岸の踏み跡を辿って黒滝の上に出る。さらに左岸にある踏み跡沿いに雪渓の端を登って、左岸にある小沢を渡って登山道に取り付く。そのまま登って途中から小沢を横切り中ノ島(草付キ)に出る。梅花皮小屋直下の残雪は端を登って、小屋に出る。
 梅花皮小屋と御西小屋の間に、まだ数か所登山道が残雪で覆われている所があった。アイゼンを履くまでもないが、残雪と登山道の移動する時は、充分に留意すること。

【2012年08月06日/石転ビ沢/羽田義明調査】

 第四砂防ダムから門内沢出会いまで道刈りはされていますが、刈り幅が狭いため道上部の草が登山道に覆い被さっている部分があります。石転ビノ出合の雪渓は薄く亀裂が入っており、渡ることはできません。石転び沢の右岸へ取り付くには、門内沢の雪渓を渡り、石転び沢の左岸から対岸に渡って下さい。石転び沢大石の上部の雪渓も薄くなり穴が空いています。左岸の夏道を通って下さい。
 ホン石転び沢出会いの部分も注意すべき段階と思います。黒滝も口を開けました。北股沢出合からは黄色い旗を立てていますので夏道を通って下さい。落石に注意して安全登山をお願い致します。