登山者情報161号

【飯豊連峰:胎内口〜二王子岳/1994年09月20日井上邦彦調査】

胎内第一ダムを渡る時、施錠されている事がある。看板に従って見張り所に申し出る事。渡ってすぐ左に分かれる踏み跡に入らない事。

樹林に入るまでの間、道は草が伸びて薮化している。ナリバ峰までの尾根道には所々ロープが設置されている。標高1,050mの水場の分岐には、雨量観測ロボットが設置されているが、ロボットは移動するので注意する事。水場は降り26秒、上り30秒、水量は少ないものの使用できた。標高1,301m付近から二王子岳の間は登山道に笹か進入し、足元が見えず足で探りながらの前進となる。全コースを通して二王子岳まで標識は全くない。ナリバ峰は三角点があるのでそれと分かるが、黒石山は畳1枚程度の裸地があるだけ、三光山は手がかりがない。地図により自分の位置を充分に確認する事。二王子岳山頂で新発田市方面からの登山道と合流するが、ここから先はよく整備されている。小屋から下り1分59秒上り2分55秒の水場は、充分に使用できた。二本木山方面は、分岐に白い標柱があるが、登山道は甚だしく薮化しており、周囲は背丈を越す潅木となっており、足で道を探りながらの前進となる。三光山二王子岳間よりも荒れている。二本木山の山頂には分岐と同じ標柱がある。花はコメツツジミヤママコナコゴメグサを見かけた程度。紅葉はまだ気配もない。

【飯豊連峰:梶川尾根〜梅花皮小屋/1994年09月17〜18日那須野政夫調査】

五郎清水梅花皮小屋ともに水場の使用は可能。花は殆どない。紅葉はまだ早い。