登山者情報1,655号

【2013年06月01日/朝日連峰山開き:徳網山コース/吉田幸男調査】

 今年も、小国町の主催「朝日連峰山開き」に参加しました。今回は第20回目という節目年か、参加者は最多79名と主催者の発表が有りました。参加者の体力や嗜好に応じた、4コースの設定があり、健脚向け平岩山Aコース、中級者向け祝瓶山Bコース、初級者向け徳網山Cコース、角楢トレッキングDコース、が用意されてます。各コースとも地元のマタギの方や山岳会の方がガイドして同行下さるので、山の事は勿論、地域のことなどリアリティに富んだ案内をして頂けます。
 各グループとも「りふれ」を起点としてスタートします。Aコースは5時スタート、Bコースは6時スタート、私が参加するCコースは9時スタート、という時間割りで、行動しました。Aコース、Bコースは前回より1時間早くなり時間の余裕度を持たせる設定になりました。
 Cグループは9時前に「りふれ」に集合し、全員点呼確認を受ける。リーダからの注意事項を受け、摺り合わせを行う。昼食のおにぎりを受取りパッケージして準備完了、登山口までDコースの方達とミニバスで移動しCコースの方達は途中下車し登山口へと向かう。天候は一面に青空が広がり新緑の山波のパノラマを眺めながらのウォーキングは爽快そのものである。
 農道を15分ほど歩くと登山口に着く、一息入れて呼吸を整えいよいよ登山道に入る。登り始めは杉林だが、登るに連れ植生は広葉樹に変わってゆく。尾根筋は山頂近くまで樹林に覆われ日光を遮ってくれるので身体には優しい。
 高度を上げて行くと右側の樹間から大朝日岳の主稜線が見えてくる。西側にはまだ残雪に覆うわれた飯豊連峰が長く連なる。山頂が近づくに連れ起伏や急登が現れ、山頂直下は手足で這い上がる様な登りとなる。そこを越えると急に視界が開け山頂に飛び出す。徳網山は千メートルにも満たない標高であるが、抜群の展望を誇る。右手側から祝瓶山、大朝日岳、西朝日岳、遠くは寒江山、以東岳と連なり、反対側には小国町の山並みの上に飯豊連峰が聳える。
 リーダからは、山頂到達のご褒美!良く冷えたお飲み物を戴く。火照った身体には何よりのクスリだ!!各自昼食を摂り山頂での一時を思いもいに過ごす。山頂では一時間程過ごし下山を開始する、ゆっくりペースで休憩を挟みながら降りる、途中、残雪を採り身体を冷やす人、花や植物を観察する人、それぞれ思いおもいに楽しむ。
 麓で待っていたのは、恒例の冷しトマト、カラダが歓んでます!!「りふれ」に戻り点呼確認を受けた後、温泉で身体を癒す。想いは夜の部、懇親会へ・・・
【関連ブログ】
ブログ名:World Mapのブログ
アドレス:http://desigh-add.cocolog-nifty.com/ 

りふれから見る徳網山
農道を歩いて登山口へ
登山口へ到着
人数確認 注意事項を受ける
登山開始
林間尾根を行く
休憩だヨオン〜
再び行動開始
徳網山の山頂を望む
朝日連峰の主稜線が見えてきました
登山道に咲くユキツバキ
巨木ブナ林を行く
ブナ林の急登を行く
山頂に到着です
山頂の展望
山頂に咲くナナカマドの花
山頂に咲くヤマツツジ
【周辺で見かけた花々】
ムシカリ
タムシバ
エチゴキジムシロ
セイヨウタンポポ?
フキ
タニウツギ

おわり