登山者情報1,656号

【2013年06月02日/丸森尾根〜西俣尾根/長谷川芳幸調査】

 奥胎内ヒュッテまで一般車両が入らないので、丸森を使いハクサンイチゲを見に登って来た。ハクサンイチゲ&ミネザクラは、見頃だった。丸森〜地神北峰〜頼母木〜大石山分岐の少し先まで(時間の関係で杁差断念)〜頼母木〜西俣ノ峰 天気、曇り・晴れ メンバー・Sさんほか2名と長
谷川 コースタイムに、休憩を含む。
@丸森登山口〜地神北峰。花はマンサク・ツツジ・カタクリ・イワカガミ・ミネザクラ・ナナカマドなどが見られた。雪は、登り始めて30分ほどで登山道に出始めた。夫婦清水は、雪の下だった。夫婦清水付近から残雪が多く、泊のパーティーはガスなどに備えてルート旗が挿してあった。丸森峰から地神北峰までは、雪の上を歩く。泊の下山パーティーは、アイゼンを使用して降っておりた。我々は、雪が緩んでいたのでアイゼンは使わず登った。何カ所かに倒木があった。
A地神北峰〜大石山。地神北峰付近は、ミネザクラ・ハクサンハクサンイチゲが咲き始め、標高下げるに従い、ミネザクラ・ハクサンハクサンイチゲとも開花株が多くなり見頃(ハクサンイチゲは、咲き方からするとあと1週間位が見頃で、ミネザクラは来週には、大半が終わっていると思われる)。また、ハクサンコザクラ・ミヤマキンバイ・スミレ・シラネアオイなども見れた。稜線上は、雪は殆ど無し。
B頼母木〜西俣ノ峰〜梅花皮荘。(一般コースではない)花は、頼母木水場(千代吉沢源頭・水取れる)付近でハクサンコザクラ・ミツバオウレン。尾根途中では、ミネザクラ・カタクリ・ツバメオモト・ドウタンなどが咲いていた。先週より雪を使える区間が少なくなり、薮の中の踏み跡を歩く方が多かった。
D会った登山者は、頼母木小屋に泊まった4人パーティーと頼母木山付近で単独者のみで、奥胎内ヒュッテまで一般車両が入らないので静かな山行だった。
【タイム】
5:53丸森登山口(天狗平)〜7:17夫婦清水・休憩〜8:30丸森峰・休憩〜9:15地神北峰・休憩〜9:57頼母木山〜10:16頼母木小屋〜10:49大石山・お花畑で昼食タイム〜大石山道標(分岐)先まで、花見に行く〜12:49大石山・お花畑出発〜13:10頼母木小屋〜13:25頼母木水場(千代吉沢源頭)〜13:37頼母木平〜13:56三匹穴〜14:39枯松峰・休憩〜15:20西俣ノ峰〜16:23西俣ノ峰・登山口〜16:37梅花皮荘
丸森登山口
オオイワカガミ
尾根からの眺め湯の沢の残雪
ヤマツツジ
ナナカマドの花
ウゴツクバネウツギ
30分ほど登ると残雪が出始めた
マンサクの花
タニウツギ
チゴユリ
倒木
振り返って雲に浮かぶ朝日
ムラサキヤシオ
夫婦清水付近から本山方向
夫婦清水付近の残雪
夫婦清水付近から滝
夫婦清水付近から梶川峰方向
松の倒木
カタクリ
倒木
モミジの花
丸森峰
丸森峰から上は雪
雪面を登る
振り返って雪面下端が丸森峰
泊りの登山者がルート旗を回収しながら降っていった
雪と笹藪の境付近を登る
梶川峰方向
雪渓上部(人が居る所が地神北峰)
地神北峰直下から梶川峰その向こうに本山
本山アップ
地神北峰
地神北峰から二王子
地神北峰から杁差方向
地神北峰からの眺め
地神北峰から頼母木小屋と鉾立峰
地神北峰直下のハクサンイチゲは咲き始め
ミネズオウ
ハクサンコザクラとハクサンイチゲの蕾
ハクサンイチゲと二王子
ハクサンコザクラ
頼母木山
頼母木山からの眺め
ミネザクラと二王子
ハクサンハクサンイチゲと胎内尾根その向こうに赤津山
見頃のハクサンイチゲ
シラネアオイ
頼母木小屋
頼母木小屋から杁差岳
見頃のミネザクラ
ミネザクラと杁差岳
ハクサンイチゲ見頃(大石山・お花畑付近)
ミネザクラと二王子
ミネザクラと二ッ峰
ハクサンイチゲとアゴク
ハクサンイチゲと二王子

つづく →