登山者情報1,672号

【2013年07月06-07日/飯豊連峰2町合同山開き/井上邦彦調査】

 今年の山開きは小国町の担当、天狗平で開催されました。あいにくの雨、今年は飯豊山荘前にテントを張って神事が行われました。その後は山荘の食堂でミーティング(懇親会)、明日の天候を祈り、皆そうそうに床につきました。
 翌日は曇りでしたが、登るにつれて断続的に雨、カッパを着ての登山となりました。五郎清水手前の残雪(2箇所)は問題ありませんでした。五郎清水で喉を潤し、さらに登ると斜面に残雪が出て来ました。脇にずれて滑落すると大変なことになるので、ピッケルで足場を作り、下にピッケルを構えたリーダーを配置して、2箇所の残雪を越えました。トットバノ頭(カッチ)は雪がたくさん残っており、滑落の恐れもあるので、フィックスロープをセットしました。
 降雨状況を確認すると、強い雨が近づいてくる可能性があること、この先は風が強くなる可能性が高いことから、本日の山頂を梶川峰と定めました。皆でイッチャン達が復元した湿地まで足を伸ばし、ここから戻りました。

神事
皆は飯豊山荘のピロティ
玉串奉奠は3人組で
カード記載 山の歌
A班が出発しました
倒木を越えて
滝見場にて
石転ビ沢
五郎清水で岳さんが水汲みに行ってくれました
冷たい水をもらってニコニコ
美味しい〜生き返る〜
イッチャン達が復元した湿地で
ヒメサユリに加え、ニッコウキスゲも姿を見せてくれました
梶川峰にて
トットバノ頭を下ります
途中の残雪
岳さんが優しくエスコート
梅花皮大滝
石転ビ沢
滝見場にて
降りてきた尾根を振り返る
湯沢峰、後は下るのみ
飯豊山荘に戻ると、冷たいトマトが待っていました
いただきま〜す
うんめ〜
全員無事下山、お疲れ様でした

おわり