登山者情報1,674号

【2013年07月06-07日/飯豊連峰2町合同山開き:石転ビノ出合/吉田幸男調査】

 今年は小国町の主催で2年に一度の飯豊連峰山開きが行われました。コースは3コースの設定があり、A梶川コース上級者向け、B石転び出合いコース中級者向け、C倉手山コース初級者向け、参加者の嗜好に応じたコースを選ぶことが出来きます。今回はBコース「石転び出合い」コースに参加しました。天候はあいにく雨模様で終止雨具を付けての登行となりました。
7月7日
 5:15山荘前の広場へ集合、Bコース1,2班全員点呼確認を受ける。リーダ全員とBグループ全員でストレッチ体操で、身体をほぐす。各班ごとにリ−ダと出発前のすり合わせを行う。5:30班毎にスタート、1班につずき2班もスタートする。
 湯の沢の橋を渡り林道から温身平へ、砂防ダム広場で最初の休憩をとり登山道へ入る、うまい水で2回目の休憩をとる、登山道は雨でぬかるみや泥で状態は良く無いが、両脇にのブッシュは山岳会の人達できれいに刈掃いされており着地がスムーズで歩きやすい。
地竹原付近では早くも雪のブロックが現れる、今年の降雪の多さを物語っている、滝沢手前から雪渓歩きとなり、難所、梶川出合いも難なくパス、このまま石転び出合いまで緩い傾斜の雪渓歩きとなる。小雨も手伝が一層涼しさを感じる。
 赤滝のヘツリを右手に見ながらパス、やがて門内沢の電光形の雪渓が見えてくる、程なく中尾根を挟んで石転び雪渓が視界に飛び込んできた、尾根の下部まで行き休憩地とし、目的地、石転び出合いに到着しました。
 食事を摂りしばし休憩、沢の上流方向へ散策、沢の中央部は谷降ろしが吹いておりカッパを通して寒さが伝わってくる、上流には巨大な雪のブロックが横たわっている、数日前崩壊した雪渓の一部が流れきたという。
 夏とはいえど、広大な雪渓の上、長時間居ると深々と冷えてくる、天気が良ければ最高の快感なのだが・・・時間は早いが帰途に就く、広大な雪渓を自由に歩く、普段では出来ない体験を感じながら山開きツアーを終了しました。
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やはり今日も雨でした 飯豊山荘の玄関にて
リーダーより登行について・・・・
Bコーススタートです
湯の沢橋を渡り
温身平に到着です
最初の休憩は、第2砂防ダム
うまい水に到着、、いつもながら大渋滞!!
アップ、ダウンを繰り返し、、道のりは、まだまだ遠し・・
地竹原で雪渓現れる
もうすぐ雪渓に上がります
滝沢を通過します
斜面が増してきました
石転び雪渓が見えてきました
休憩地点へ向かいます
弁当を開きます、朝食? 昼食?  !
雪渓のほとりに咲く シラネアオイ
可憐な サンカヨウ
寒ム・・・ム
雪渓のお散歩デ〜ス
雪渓の塊が流れてきました
サンカヨウに別れをつげ帰途に就きます
稜線は最後まで雲の中でした
飯豊山荘の裏庭に咲く花たち

おわり