登山者情報1,675号

【2013年07月10日/足の松尾根~頼母木山/井上邦彦調査】

 自宅を出る時に雨が降ってきたが、その後なんとかもっている。大石集落と胎内スキー場を結ぶ車道が通行止めになっているので、国道290号線を通る。
奥胎内ヒュッテに行くと、玄関先に登山者カード記載箱が置かれていた。記載して05:03駐車場発。自転車で行く途中、タクシーに追い抜かれた。
05:29-32登山口に自転車を止める。新しく登山者カード記載所が設置されていた。また標柱に文字が消えないようアクリル板が取り付けられていた。
06:03岩場にはロープが貼られている。飯豊連峰の登山コースの中で、この尾根ほどロープが張り巡らされている所はない。
06:12姫子ノ峰、登山者1人休んでいた。先ほどの乗合タクシーで来たとのことである。急な登山道を下って鞍部の岩場を06:30通過する。再びぐんと登って、06:41-52滝見場と英三ノ峰で休憩する。ヤマツツジ・オオコメツツジが咲いていた。
07:09ヒドノ峰、07:13水場分岐に到着する。おのまま水場に向かい、07:23-24水場、07:30分岐に戻った。尾根を下るとロープがセットされている。そのまま微かな踏み跡には入らず、右手の沢にロープを伝って下る。急な沢身を下る時、ロープに体重を掛けたらクライミングロープのため伸びが大きくバランスを崩しそうになる。固定ロープはできたら伸びないものが良い。水源地まで下ると、水が上から沢となって流れていた。
今回=下り5分、登り6分、標高差1,107m―1,056m=51m
【参考:第1,558号】下り4分、登り6分、標高差46m
水場分岐の鞍部には登山道の両側に残雪があった。登って行くと、07:41幕営に良さそうな広場がある。07:52-01イチジ峰で休憩。08:30西ノ峰を通過、アカモノが咲いている。さらにヒメサユリが乱舞していた。
08:37-41大石山分岐、ここから稜線を北に向かう。気温16℃最大風速16m。ヒメサユリ・ゴゼンタチバナ・ウズラバハクサンチドリ・ヨツバシオガマ・マルバシモツケ・ニッコウキスゲ・エゾイブキトラノオ・コケモモ・ハクサンボウフウ・カラマツソウ・タニウツギ・ハクサンオミナエシが咲いている。
09:07-23頼母木小屋、冬に壊れた外壁は直っていた。さらに北に向かう。マルバシモツケ(盛)・ムカゴトラノオ・マイヅルソウ・ゴザンタチバナ(盛)・ハクサンシャクナゲ・イワイチョウ・ツマトリソウ・ヒメサユリ・コバイケイソウ・ニッコウキスゲ・ガクウラジロヨウラクが咲いている。
09:45頼母木山を通過する。ヒナウスユキソウ・キバナコマノツメ・オノエラン(盛)が咲いている。風速計は18.2m/maxを指した。10:00北峰の下で引き返すこととした。
10:25頼母木小屋を通過、気温16.8℃。10:54大石山、10:58西ノ峰、途中3分かけてカッパを脱ぐ。11:20イチジ峰、11:26広場、11:32水場分岐、11:37ヒドノ峰、11:48熊の糞を見つける。11:52にも糞。さらに若干下って平坦になると、動物のような糞のような異臭が漂う(登りでも感じた)。
11:58英三ノ峰、11:59-07滝見場で休憩。12:14岩場、12:30姫子ノ峰、12:55-00車道に到着、自転車に乗って13:12車に戻った。
13:17発-14:40帰宅、自宅までの往復は108.8kmだった。

今回のコース
水場のルート
奥胎内ヒュッテ
旧陸軍の試作機「隼」墜落の慰霊碑
車道の脇に水場がある
正面に足の松尾根と橋が見えた
登山口に到着
新しく登山者カード届出所が設置されていた
貼られていた乗合タクシーの時刻表
御用平のブナ林
岩場
姫子ノ峰に登山者がいた 以後は彼と抜きつ抜かれつとなった
急登を登り終える
鞍部に下る
鞍部の岩場
滝見場
直ぐ上に英三ノ峰 後ろにマンサクの葉枯があった
今年のぶなの実はどうだろう
ヤマガラ ?
ヒドノ峰
大石山を仰ぐ
水場分岐
急な沢を下る
水場には豊富に水が流れていた
鞍部脇の残雪

つづく ▶