登山者情報1,720号 概報

【2013年10月01-02日/湯ノ平~梅花皮小屋/井上邦彦調査】

 1泊でおういんの尾根を踏査してきた。
・ 過日の豪雨による登山道崩壊を受け、新発田市では7月18日から当分の間、加治川治水ダムから湯ノ平山荘の間、車道・歩道とも通行禁止としている。
・ 崩壊個所は湯ノ平山荘の直前で、濁流により左岸の登山道が抉り取られ、上部から土石流が発生していた。
・ 河床に降りて通過したが、雨天時には再度崩壊を起こす可能性を否定しきれない。歩道以外の通行に慣れた登山者ならともかく、ハイカー等の通行を規制するのに妥当なレベルである。ひと冬を越してどのように落ち着くのか、注視したい。
・ 本湯(女湯)は源泉が崩壊したので使用できないが、それ以外は昨年と何も変わらなかった。
・ 湯ノ平山荘から標高890mまでの刈り払いはなされていなかったが、そこから中峰までは広く快適な登山道になっていた。
・ 中峰から上部の笹は刈り払われていた。ここは数年間刈り払いを継続することで、安定した良い道になるであろう。

曲り沢 画像では分からないがかなり深い
橋が撤去されたら渡渉は相当に困難
北股平 ここから北股沢まで一気に下って、一気に登る
北股沢の吊り橋
向こうに鳥居峰が見えた
途中にある清水
湯ノ平手前の崩壊現場 奥が女湯(本湯) 湯気がもうもうとしている
女湯の源泉 修復は難しそうだ
振り返る
女湯の浴槽は資材置き場になっていた
女湯から振り返る
湯ノ平山荘に到着
炊事場も問題なし
昔 水害でなくなった方の慰霊碑
露天風呂(蟹湯)に向う
露天風呂から振り返る
キャンプ場 使った形跡はない
鳥居峰からの展望
北股川を隔てて二ツ峰
北股岳と烏帽子岳
ここからが長い
赤トンボと烏帽子岳
烏帽子岳方面 まるでカールのようにも見える
北股岳
焼峰
クマの糞があった
カチカチに硬くなっていた
糞のあった場所
登山道が広くなる
中峰が遥か遠い
沢状の道を登り
乾いた湿地
再び広い登山道
ブナに食べられた標識
大日岳
烏帽子山
快適に進む
ブナが爽やかだ
御西小屋が見えた
大日岳
寅清水 分岐に標識はない
沢に降りて行くと水が僅かに流れていた
沢に降る途中の広場 昔の幕営跡
上から見る
登山道脇の湿地にあった足跡
地図上で登山道が折れている所にある池
小動物の糞
天狗岳と御西小屋
ようやく中峰に到着
登ってきた道 降る時に溝を下りすぎないよう注意
水場に向かう
真ん中の黒い所が水場
水場
水場から戻る途中、分岐を見下ろす
中峰から上部の刈払状況
ミネカエデ
二俣 洗濯平の分岐
洗濯平方面は微かに踏み跡があるが
すぐに笹藪になる
洗濯平側から分岐の標識
刈払状況
紅葉
洗濯平を見下ろす
さらに登る
山頂が見えてきた
北股岳山頂にて
石転ビ沢を見下ろす
北股沢出合付近
ホン石転ビ沢出合から北股沢出合の間が悪い
石転ビノ出合の門内沢は渡渉になったようだ
梅花皮小屋に到着
一度は0℃まで下がったようだ
水場に向かう
治二清水
水場から梅花皮小屋
夕暮れ

つづく ➔