登山者情報1,741号

【2014年01月15日/高坪山/井上邦彦調査】

 前日に屋根の雪を程々に下ろし、好天予報のもと高坪山に向かった。車道には足跡とタイヤの跡があったが、素直に駐車場に車を停めて、09:19歩き始める。09:28山荘への道に入ると、新しい足跡はなくウサギやリスの足跡が続いていた。09:35分岐から蔵王ルートに入る。古い足跡がある。09:45-49暑くなってきたので下着とカッパだけになる。10:06休憩所、トレースが薄くなる。振り返ると平野が見えた。右手がアカマツの細い林になると、10:24蔵王集落分岐、先日はここから戻った。蔵王集落方面からもカンジキのトレースがあった。この辺りから所々トレースが消えている。
 ブナの若い林になり固くなった雪面を登り切って、10:40-11:00高坪山々頂。休憩を取り、カンジキを履く。程なく分岐の標識で左に下って広い山稜を進み、11:18-25飯豊連峰見晴台に着く。ここには反射板が2基あり、雲を被った飯豊連峰が見えた。主稜が左に折れて下りにかかる所で、ツボ足になり慎重に降る。ピッケルを持参すべきだったと悔やまれた。再度カンジキを履くが、痩せ尾根となる。途中の小ピークで一服を入れる。
 虚空蔵峰からは標高を下げて行く。奥の院の標識を見てさらに下ると、やがてカンジキの跡が出てくるが、殆どあてにならない。急な斜面はカンジキの爪を効かせ、枝を掴みながら降る。12:58カンジキを脱いでトレースを辿る。右側の尾根のナラ枯れは、累々たる倒木となっている。13:07分岐に戻ると、何人かが蔵王ルートを登って行った跡があった。13:19駐車場に戻った。

今回のコース
駐車場にウサギの足跡
ここから先、本日はまだ誰も登っていない
ウサギの足跡が続く
杉林の中の木々は両手を広げている
分岐から蔵王ルートに入る
沢を渡る
休憩所
右手に松林が見えると
蔵王集落分岐となる
ここにも古いトレースがある
トレースを辿る
ウサギの足跡
若いブナ林
高坪山々頂
粟島も見えた
左の斜面はブナが太くなる
尾根筋のブナは細い
ここで左に折れる
ブナ林
タムシバとウサギの足跡
反射板
飯豊連峰見晴台からの展望
二王子岳
杁差岳
ワカブナスキー場
大境山と枯松山
延々とウサギの足跡が続く
ブナ林が良い
痩せ尾根で振り返る
虚空蔵峰
奥の院分岐
高坪山
タムシバ
赤い実
荒川
何の足跡だろう
記念碑
植林された樹木だと思うが
ここにも足跡が
サルの群れが通って行ったようだ
山頂を見上げる
帰路 光兎山

・ 2014年01月09日の高坪山
・ 2011年11月27日の高坪山

おわり