登山者情報1,744号

【2014年01月24日/樽口峠(小玉川集落より)/木内茂雄調査】

【タイム】
 小玉川集落8:16〜樽口峠9:26〜10:07小玉川集落
【記 録】 
 前日の天気予報で快晴間違い無し、"風の遊び"が撮れる絶好のチャンスと思い、期待して登る。
 快晴であるが,かなり冷え込んでいてカンジキを縛る手が凍える。消防ポンプ小屋前より、ラッセルを始めるが誰も居ない。そして、誰の足跡も無い新雪をラッセルする。慣れた山なので、成るべく直線で歩く様にルートを選ぶ。ワラビ山なので雪が一面で雪崩の恐れはあるが、今まで雪崩れたのを見たことが無い。しかし、念の為、窪みは避け、尾根筋を登る様にする。ウサギも判っているのか、私の考えるコースを歩いている。そして、キツネもそれを追いかけているようだ。
 雪面は朝日に照らされて、キラキラと綺麗である。振り返れば飯豊全山が青空にクッキリと浮いている。
 唯、黙々とラッセルして樽口峠に着いた。しかし期待した"風の遊び"所謂、風紋は何処にも無い。突起物が既に雪に埋まってしまい遅かりしであった。これで10回くらい無駄骨となってしまった。
 止むを得ず1994年に撮った写真を掲載する。

杁差岳を引き寄せる
テンも人間と考えは同じ
杁差岳
テンの足跡
ラッセルと正面に本山の頭少し
扇ノ地紙〜杁差岳
烏帽子岳〜鉾立峰
枯松山
結雪の芸術
烏帽子岳〜杁差岳
正面の鞍部が梅花皮小屋
青空
雪がキラキラ
樽口峠より
樽口峠の風紋(1994年1月ポジより)
杁差岳
ラッセル
意外とラッセルをまっすぐしていた

おわり