登山者情報178号


【石転び沢】地竹原を過ぎると所々雪の上を歩くものの、基本的には石転ビノ出合まで夏道となる。特に梶川出合・赤滝付近の雪渓の崩壊が顕著である。梶川出合を過ぎてまもなく、大岩の間を通る所は崩壊中の雪渓に夏道が覆われているためへつる必要がある。
石転び沢に入ってすぐの所の雪渓が崩壊中であり、右岸(上流からみる)の夏道を通る。
ホン石転ビ沢出合の下流約500mの所に雪渓を横切ってクレバスが発生した。右岸・左岸ともに枝沢のため雪渓が薄くなっているので注意すること。
門内沢・ホン石転ビ沢・北股沢は雪渓が続いているので迷い込まないよう注意すること。
北股沢出合の清水はまだ使用できない。黒滝は塞がっている。中の島の最上部からの雪渓をトラバースする部分は、先週の約半分おおよそ5m程度まで小さくなっており、2〜3日でなくなるものと思われる。
現在、梅花皮小屋付近は視界約15m、風強く霧雨である。
(1995.07.21.06:00梅花皮小屋管理人齋藤弥輔より無線で連絡)
【朝日連峰小国口】徳網・針生平間の間は、当分の間車両通行止め。
(1995.07.20.小国町役場建設課より)