登山者情報1,859号

【2015年03月09日/百石山/井上邦彦調査】

 運動不足解消のため、伊佐領小学校に車を置き、百石山に登ってきた。学校の駐車場に止めた車の中に子機を設置し、随時受信を試みた。なお実距離はGPSで積算した。P124は表示230m(実距離125m)、P110は2回目で受信し表示420m(実距離205m)、P111は表示500m(実距離239m)、P112は2回目で受信し表示510m(実距離393m)、P118は表示1120m(実距離826m)、P119は2回目で「遠くにいます」3回目は表示1090m(実距離870m)であった。なお1回目で受信が出来なかった場合は約45°向きを変えて試み、それでも受信できない場合は反対側に45°向きを変えて試みた。親機に表示された距離と実距離の差が大きかったのは、車の中に子機を置いたため、もしくは学校に反射した電波だったかもしれない。
 学校からは、杉林を抜けて小川を飛び越え、ナラ枯れの進んだ雑木林を登った。複数のユスリカが飛び回り、足元の朽ち落ちた樹皮に沢山のトビムシがいたが、カワゲラは見つけなかった。動物の足跡はだんとつカモシカが多く、サルやテンも確認できたがウサギはいなかった。当初ずいぶん大きなウサギの足跡だと思ったのは、どうも3本足のカモシカのようである。
 P118付近は急傾斜なため、柴を掴んで登った。山頂部からの展望では飯豊連峰は雲の中であった。また下山時も最初の部分が急なので、慎重さが求められた。
 

ヒトココの調査結果(青ピンは受信、赤ピンは不受信)
杉林の中に入っていく
ワラビ園は雪崩の巣
ナラ枯れの進んだ雑木林
コシアブラの芽はまだまだ固い
カモシカの溜糞
傾斜がきつくなる
展望が開けてきた
大境山
ウサギのような足跡
横川ダム
展望地からの光景
掛摺山と猿鼻山
飯豊連峰は雲に隠れている
ブナの樹に貼り付いているキノコ
山頂のブナ林
山頂に到着
山頂から高坂地区方向
飯豊連峰
またもウサギのような足跡
ブナの芽が膨らんでいる
またまたウサギのような足跡 これは新しい
歩き方が幾つかのパターンに変化している
足跡を拡大してみると、カモシカということが分かる
まさかシカということはないと思うが・・・
ナラのアガリコ
ブナのアガリコ
まるで火焔土器のようだ
駐車場から対岸の山を眺める

おわり