登山者情報1,865号

【2015年04月02日/高坪山:蔵王ルート〜虚空蔵ルート/井上邦彦調査】
 天気予報は快晴だが用事があって昼までには帰宅しなければならない。手軽な所ということで高坪山に出かけることにした。
 07:40自宅発、08:25駐車場着。08:32歩き始める。アブラチャンが満開である。キブシ・ショウジョウバカマ・オオバクロモジも咲いている。分岐点で登山者カードを書く。届出箱には鍵がないので脇から開けてノートを出し入れする。
 沢に下ると登山道の補修をされている方がいた。お礼を言って通らせていただく。階段を登り切ると、熊剥ぎ防止のためビニールテープを巻かれた杉林になる。尾根に取り付くとユキツバキやマンサクが出迎えてくれた。急登に軽く汗を流して、09:02海が見える休憩所に到着する。この先は所々残雪が出てくる。傾斜がなくなると細いブナがまじり始める。09:12蔵王集落からの登山道を合わせるが、このあたりから雪の量が多くなる。09:18ロープの張られた登りになる。ここは太くないがブナの純林である。
 09:25高坪山々頂に到着する。日本海を眺める。ブナの花芽が膨らんでいる。09:30-40食事をしてスパッツを履く。09:44-492つの反射板のある飯豊連峰見晴台は、雪が溶けて休むに良い所もあった。この先の痩せ尾根は雪が少なくなっており、問題なく通ることが出来た。
 10:15虚空蔵峰に到着。道の両側にはイワウチワが咲き、ショウジョウバカマが満開であった。10:45蔵王コースと合流する登山口を通過し、10:55駐車場に戻った。
今回のコース
アブラチャン
登山口(右:蔵王ルート、直進:虚空蔵ルート)
沢で登山道を補修してくれていた
オクチョウジザクラ?
休憩所
残雪が出てくる
蔵王集落との分岐
ロープが張られたブナ純林の急登
高坪山々頂に到着
日本海を望む
お地蔵様はまだ冬支度のまま
ブナが太くなる
マルバマンサク
飯豊連峰見晴台
見晴台からの展望
杁差岳
二王子岳
何かに食われたエゾユズリハ
まるで虫に食われたようだが
木の下には夥しい糞があった
この時は分からなかったが、後にヤマドリの群れらしいとの教示を頂いた
樹木の合間から眺める飯豊連峰
ブナの林を進む
こんな所にアガリコ?
雪の上と夏道を交互に辿る
中条の街並み
霜でやられた?
遠くの山々は
光兎山
鷲ヶ巣山
大境山
マンサク
これから辿る尾根
ニシキマンサク
虚空蔵峰に到着
地理院地図を試してみる
今年始めてイワウチワの花を見る
ショウジョウバカマ
ツルシキミ
ムシカリ(オオカメノキ)
オオバクロモジ
帰途、光兎山を仰ぐ

おわり