登山者情報1,868号

【2015年04月04日/櫛形山:関沢森林公園より一周/井上邦彦調査】
 大峰山の時は体調が悪く同行できなかったEAGと、同じ櫛形山脈の最高峰である櫛形山を目指した。過去(第1610号)に大沢尾根コースを歩いたことがあるので、今回は関沢森林公園から一周することした。
 09:46森林公園を出発するが、登山口が分からずにうろうろし、地形図に記載されている池の末端から登ったが、まもなくカメラとICレコーダーの入ったウエストバックを落としたことに気づき、車まで往復したが見つからず、しかたなく諦めて登り始めた。
 展望台となっている櫓を過ぎるとすぐに左から道を合わせた。暑いぐらいの晴天で、ユキツバキが満開であった。登山道は広く刈り払われているが、何度も登降を繰り返す。10:35堀切と思われる物が現れ、2つ目の堀切を過ぎた所、10:46-53市の沢城跡に着いた。展望が良くここで休憩。ここで左からの道を合わせた。
 11:08大沢駐車場からの道を合わせる。お腹が空いてきたので11:13-19食事をしていると、登山者が降りてきた。11:26展望が良い場所を通過する。ここから急な刈払い道が左手下に伸びていた。
 雪が出てきて道が分からなくなったが、先ほど降りて行った2人の足跡があり、それを辿ると峰を巻いて縦走路に出た。ここから先は左手に朝日連峰や飯豊連峰の展望を樹間に楽しみながら、ブナ林の中進む。
 11:42-12:21櫛形山々頂には素晴らしい展望が待っていいた。カメラのないのが悔やまれた。ベンチに腰をおろし食事を楽しむ。三々五々登山者が登って来て山頂は賑やかになっていった。
 山頂を後にするとすぐに大峰山に向かう道を分ける。ぐんぐんと下って杉林の中に入り、12:55林道に出た前回はこのまま林道を下ったわけだが、13:02今回は途中で山の神コースに登り返した。
 13:08分岐でそのまま尾根を越すと、古峯と書かれた石仏があった。さらに進むと13:15二つの立派な神社が建っていた。下の神社には「大山祗」と書いてあり、おそらくこれが山の神コースの由来なのだろう。
 13:21林道に出る。雪害で倒れた杉をまたぎながら、13:26森林公園に着いた。すると頭上から「落とし物はしなかったか」と声を掛けられた。見上げると桜の樹の枝切りをしている方である。山菜を取りに来た地元の方が見つけて森林公園の事務所に届けてくれたとのことである。お礼を申し上げて、ウエストバックを受け取り無事に帰途につくことがでした。見つけてくださった方、声を掛けてくださった事務所の方に、心から感謝を申し上げます。
 なお画像は持参した携帯電話で撮影したものです。
今回のコース
満開のユキツバキ
広い尾根道を進む
市の沢城跡
城跡で日本海を眺める
大沢駐車場への分岐
縦走路に出る
ブナの林を進む
櫛形山々頂
飯豊連峰の展望
左は杁差岳、中央は北股岳、右は大日岳
朝日連峰
大沢尾根に向かう
ここで縦走路とお別れ
林道に出る
車止めから山の神コースを登る
登り口
尾根に出ると道が分かれる
石仏
神社
大山祗神社
石段もあった
林道に下山

おわり