登山者情報1,869号
【2015年04月07日/嶽薬師(薬師山)/井上邦彦調査】
午後から暇ができたので、荒川右岸(高坪山対岸)の村上市と関川村の境にある嶽薬師に登ってきた。国道113号から荒川の堰の上を渡ってまもなくの所に標柱と石碑に登山口と表記されている。ここから入って行くと、立派な専用駐車場があった。付近の畑は猿害防止だろうか電気柵で囲われていた。
14:20駐車場から見える薬師堂の山門に入っていく。登山者カード入から登山道になる。ユキツバキの咲く赤松の交じる雑木林を登っていく。登山道が窪んでいる所もあり歴史を感じる。14:49展望が開け、荒川の河口と日本海が見えた。登山道は小ピークを巻くが、鞍部のたびに右に左に巻き登降をなくしている。ナラ林にブナが混じり紅葉の頃も良いだろうと思わせる。
14:57「油こぼし」の標柱、日本海の展望が良い。真っ直ぐに古い道が見えたが、はっきりしている真っ直ぐの道を進む。道脇の枯れたナラはきちんと除去されている。やがて細いブナ林の中に入る。
スギ林になってすぐ、15:03大きな天然杉があり「姥杉」の説明板があった。スギはこの付近だけ、すぐに山登りらしい斜面になる。大きな岩の下部を登っていく。15:11二本のスギの間に清水があり「うがい池」と標柱があった。涸れるかどうかは分からない。
すぐ上に「立石」方面の分岐、続いて「桂集落」方面への分岐があった。「朴坂山・要害山」方面への道は藪化していたが歩けそうだ。イワウチワがわずかに咲いていたが、オオイワカガミの葉のほうが多い。
道脇の三角点を過ぎると社の建物が見えてくる。15:23社に到着する。後ろにはあがりこのブナと数本のブナに囲まれた広場ががあった。帰途、朴坂山と桂集落への道を若干歩いて、立岩まで足を伸ばした。あいにくの天候であったが、飯豊連峰が見えるであろうことは確認できた。16:15駐車場に戻った。
今回のコース |
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ここから入って行く |
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専用の駐車場があった 見えているのが薬師堂 |
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付近の畑は電気柵で囲われている |
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階段を登り |
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薬師堂 |
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そばにある石仏と祠 |
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登山者カード入 |
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スミレサイシン? |
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ユキツバキが咲いていた |
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オクチョウジザクラ? |
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カエデの仲間 |
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見かけない木だが・・・ |
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ヒメアオキ |
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快適な登山道 |
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歴史を感じさせる |
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荒川の河口が見えた |
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道は尾根を巻きながら伸びている |
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ブナが芽吹いていた |
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ブナを山毛欅と書くのは |
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若い葉に産毛のようなものが生えているからである |
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油こぼし |
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油こぼしからの展望 |
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笹に覆われた雑木林 |
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杉林に差し掛かる |
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立派な天然杉があった |
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付近の天然杉 |
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岩場の下部を通る |
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2本の杉に囲まれて |
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うがい池 |
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清水が出ていた |
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立岩への分岐 |
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桂集落への分岐 |
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振り返る 左に下ると桂集落 直進は立岩 |
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朴坂山方面の分岐 |
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朴坂山方面は藪化している |
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ムシカリ |
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登山道脇にある三角点 |
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社が見えた |
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嶽薬師 |
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社の裏の広場 |
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広場から見る高坪山 |
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同じく日本海 |
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桜が咲いていた |
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朴坂山方面 |
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立岩 |
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立岩からの展望 飯豊連峰方向 |
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同じく高坪山 |
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おわり