登山者情報1,902号

【2015年07月26日/倉手山/吉田幸男調査】
 7時30分、倉手山登山口へ着く、もうすでに夏の太陽は容赦なく照付ける。梶川の丸い尾根の上には青空が広がり山頂からの展望も期待出来そうだ、登り始め急登に喘ぎながら高度を稼ぐ。
 尾根の樹林は直射日光をを遮ってくれので身体には優しい、急登が緩い登りになると視界が開け分岐へ到達する。西俣の峰、枯松山、大境山と北側の展望が開ける、眼下には小玉川の集落が望める、分岐から鞍部へと下降し登り返しに掛かる、地神山の稜線の向こうには杁差岳の山体が頭を出してきた。
 頂上直下の急登を登り切ると平坦になり頂上へと辿り着く、予想通り飯豊連峰の大展望が飛び込んできた。石転び雪渓を中心に南側は飯豊山(本山)北側に地神山から杁差岳まで迫力の一望だ、残念ながら西から湧いてくる雲が北股岳周辺の稜線に回り込んでいる、大展望を眺めながら昼食を摂る。
稜線付近は強い風が吹いているのだろうか、雲の流れは早い、ひたすら雲が切れるのを待つ、10地30分に着いて約2時間待ったが雲はきれずじまい、見切って12時30分下山開始、今日の宿、小玉川のゲストハウスへと向かった、明日の樽口峠の展望に期待しつつ・・
 翌日の樽口峠は雲が多めだが日差しが有り稜線は朝の光に浮かび上がっている。昨日観ることの出来なかった北股岳の稜線もクッキリ観ることが出来る、本山から杁差岳まで一点の曇りも無い大パノラマを満喫し、北側ぬ聳える秀麗な枯松山に別れを告げ帰途に就いた。

関連ブログ
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倉手山登山口にて
登山路から見る稜線
山頂を望む
尾根道の芸術作品
小玉川の校舎を見下ろす
登山路の彩り
(エゾユズリハ)
(ガマズミ)
(ヨツバヒヨドリ)
枯松山と大境山を望む
樽口峠を見下ろす
鞍部にて振り返る
白倉山を見る
地神山付近の稜線を見る
杁差岳が見えてきた
登山路から見る飯豊山(本山)
倉手山山頂に到着
絶景を背景にして
山頂の展望・飯豊山(本山)
烏帽子・北股岳方面
梶川尾根・地神山方面
南側・大高地山方面
樽口峠の展望 大高地山方面 背景は飯豊山
クサイグラ尾根・北股岳方面
地神山方面主稜線
杁差岳方面
枯松山方面
登山路の彩り
(エゾアジサイ)

おわり