登山者情報1,906号

【2015年07月30日/加治川治水ダム〜松の木尾根〜焼峰山/井上邦彦調査】
 05:20駐車場を出発、登山口で登山カードを投函して取り付く。いきなりの急登、階段が連続し息が切れる。今回のコースは途中に水場がないので、他の荷物を軽くして1.5Lの水を持参した。05:36雲の上から太陽が顔をだし、足元が赤く染まる。弱い風があるので助かる。鎖場を登って行くと、登山道脇でガサゴソと音がした。動物がいるようだ、声をかけると「クウ」という鳴き声が聞こえた。
 始めは鎖をつかんで登ってみたが、根本を見ると環付きの小さなビナで固定されていた。しかも横に力がかかるような設置箇所もある。これでは静荷重は耐えることができても動荷重の場合は破損する可能性がある。できるだけ鎖は使わないようにして登る。
 05:51袖の峰通過、天然杉の尾根を若干降り、05:55鞍部通過。木が生えているのであまり感じないが、両側はすっぱりと切れた痩せ尾根である。06:10傾斜なくなりブナ林となり、06:11ワシャクラ峰の標柱に到着する。06:33ミノ又峰の標識は樹木に縛ってあった。06:39-54師走峰で食事を取る。山頂方面が見えた。
 07:19-21焼峰の頭(カッチ)東台山に着く。残念ながら飯豊連峰は霞んで見えない。07:28-38焼峰山々頂で食事あいて、07:47焼峰の頭に戻る。咲いているのはホツツジ・オオコメツツジ・リョウブ・ヨツバヒヨドリ・ノリウツギなど。
 08:08師走峰、08:18熊の糞を撮影し、08:29ワシャクラ峰通過。08:37-56袖の峰で食事を取り09:17駐車場に戻った。
 参考、01:28、75.2km
今回のコース
加治川治水ダムの駐車場
蒜場山方面
俎倉山方面
登山口
板で作られた階段
鎖が伸びている
鎖の根本
さらに鎖は伸びる
袖の峰
烏帽子山方面
ワシャクラ峰
上部を仰ぐ
飯豊連峰方面は見えない
蒜場山
ホツツジ
ミノ又峰
登山道に被さる木々
師走峰
山頂方面
ブナ林
山頂方面
焼峰ノ頭
飯豊に続く大尾根
二王子岳
蒜場山
焼峰山
焼峰山々頂
滝谷方面
松の木尾根
イブキゼリモドキ
下山途中、振り返る 藪化が始まっている
リョウブ
タムシバ
熊の糞
中央下部が熊の糞
ミヤマナラ
オオカメノキ
振り返る
ワシャクラ峰
ダム湖を見下ろす
袖の峰
鉄筋の杭だけが残る階段
この鎖には力を加えたくない
下山後に湯ノ平方面のゲートに行ってみた
帰る途中のサギ

おわり