登山者情報1,914号

【2015年08月22-23日/弥平四郎〜大日岳/川村一憲調査】
 今シーズン初の飯豊行きです。初日は朝から雨、祓川山荘がある新長坂ルートを進むと、天気が良くないから諦めて下ってきた登山者とスライド。雨は止んだがガスで眺望不良。途中、本山泊まりのグループ2組あり、地元の人みたい。
 9時半頃、三国小屋でコーヒーをいただく。昨日は5人宿泊とのこと。切合小屋はツアー客がいるみたいで昼食の準備で忙しそう。ツアー客とは御秘所でスライド、20人くらいでした。御前坂あたりから風が強くなってきた。
 本山小屋でビールを買って山頂でいただいたが寒かった。山頂の祠に〆張鶴をお供えし無事を祈願。〆張鶴は御西小屋で管理人の羽田さん、百名山登山で百番目の山に飯豊山を選んだ女性、トレラン男性といただいた。
 翌朝、雨模様だが、大日岳が見える。トレラン男性は雨具を着て4時半頃に出発した。その後雨が止んだので大日岳をピストン。御西小屋の戻り朝食後、弘法清水でのんびりして本山を目指す。
 昨日の強風が嘘のように穏やかな山を満喫。草履塚下の平で早昼飯して、三国小屋でコーヒーをいただき、小雨の中疣岩から上ノ越を目指すがすごい急な下りの連続、上ノ越から駐車場までも前半は急な下りで、大日杉から地蔵岳ルートに似ている。鏡山からの登山者を追い越し、駐車場に3時到着。
 天候は良くなかったが、水も滴る飯豊を楽しむことができました。なお、駐車場までの砂利道には素掘りの横断溝が数カ所あるので、普通車は注意です。
雨の祓川駐車場を出発
沢にかかる橋
祓川山荘、入口の戸は渋かった
松平峠先のやせ尾根
ブナと後ろのガスがいい感じ
疣岩山方向を望む
稜線に立つ2本カンバ
疣岩分岐で小休止
三国小屋、コーヒーで暖まる。周りはガスで真っ白
ミニ御秘所のような岩場
ガスの先に切合小屋
刈り払ったササが緩衝材になっている
草履塚からは本山も大日岳も見えない
大日岳の裾野が見えた
御秘所でツアー客とスライド
御前坂テラス
本山小屋水場付近は石でルートを明示してあった
本山小屋で缶ビールを調達
山頂の祠に〆張鶴をお供え、強風
弘法清水、冷たかった
植生ネット敷設状況、小さな芽が広がっている
御西小屋、羽田さん、お久しぶりです
翌朝、大日岳が見える、雨は止みそう、よし、大日岳を目指そう
梅花皮、北股岳方向を望む
大日岳山頂、奥に西大日岳
牛首山の稜線をガスが流れる
山頂から御西・本山・切合方向(パノラマ)
少し下ったところから御西〜三国方向(パノラマ)
御西小屋下の植生回復状況、スゲの種がたくさん付いている
御西小屋から弘法清水に向かう途中、大日岳を望む
弘法清水付近の植生ネット効果は上々
弘法清水付近のチングルマ
弘法清水付近から駒形山、本山方向
水たまりにササを散布してみました
草履塚、切合小屋方向
ミヤマリンドウ
ウサギギク
ウラシマツツジの葉に白い斑点が目立つ
ダイグラ尾根、宝珠山
飯豊山(本山)山頂、無風、穏やか
山頂から大日岳、烏帽子岳方向、ガスがわき上がってきた
まだ咲いていてくれたイイデリンドウ
御前坂中程にあったホシガラスが集めたハイマツのマツボックリ
雨で分かりづらいが細かい毛があるのでチシマギキョウ
御前坂テラスは2000m付近にある
御前坂を振り返る
御前坂から大日岳方向(パノラマ)
矮性のナナカマドの実
草履塚、帰りも視界不良
切合小屋に立てかけてあった注意看板
三国小屋手前のハシゴ場
三国小屋が見えてきた
三国小屋付近に咲いていたセンジュガンピ
疣岩分岐から上ノ越ルートを進む、雨が降り始めた
ガスの中にダケカンバ、急な下りが続く
ブナの倒木
立派なブナを見ながら下る
やっと上ノ越
また倒木
祓川駐車場横の看板、疲れました

おわり