登山者情報1,927号

【2015年11月20日/赤津山/井上邦彦調査】
 
 以前から赤津山に登るコースを歩いてみたいと思っていた。林道の登り口を教えてもらい、さらに10月に途中まで登ってみていた。この辺はダム等の管理歩道があり、10月の時には迷ったあげくに登山道を見つけた。
 加治川治水ダムに車を置く。トイレは雪囲いがなされ使用できなくなっていた。07:50林道から歩道に入る。そのまま進まずにブナの幹に付けられた赤ペンキを目当てに右手の急斜面を登る。踏み跡はあるのだが厚く堆積した枯れ葉で靴が滑る。ブナ林が終わるとマサ土の急斜面となり灌木をつかんで登る。左脇で音がしたので目をやるとウサギであった。約2m離れて藪の中にうずくまっている。ほとんど白くなっているが、まだ一部に黒い斑点が見えた。
 08:10(590m)松のある尾根上に着く。08:17-25食事とする。思ったよりも痩せ尾根の登り降りが続く。岩場を登り941m峰となる。見上げると西ノ峰から赤津山までは凹凸が激しく時間を要しそうだ。鞍部から急なブナ林となる。09:06-23食事。09:37途中で刈り払われた幕営跡地のような所があった。
 09:50、1214mの小さなピーク、ここから尾根が広がる。高木はなく灌木帯であるが、左手に湿地があった。右側には池のようなものがあり水が湧いているかと思ったが、そうではなかった。10:13-24、カッパを着て、防水カメラに替える。10:28西ノ峰、何もない。左に踏み跡があったがすぐ先で終わっているようだ。10:47鞍部の右手に池があり、横断するように踏み跡らしきものがあった。この付近は痩せた尾根の登降が激しい。足場が確認し灌木をつかんで慎重に通過する。11:10地滑り地形の池があった。
 11:16高いアンテナのある雨量観測施設に到着。脇には慰霊碑があった。ここからは微かな踏み跡を辿って藪を分け、11:23山頂に到着した。ピッケルを模した標識らしきものが三角点の脇に転がっていた。
 11:36、観測施設発、この付近だけ携帯のメールが使用できた。12:22西ノ峰まで来ると携帯は圏外になった。12:49平坦な鞍部を通過し、13:04-08幕営適地で休憩する。13:19、941峰を過ぎる岩場を慎重に降る。船窪地形の付近はブナ林である。14:08登山口に着いた。
今回のコース
急なブナ林を登る
ウサギがいた
右のピークが赤津山
烏帽子山
松尾根を進む
岩場のある941m峰
あそこを歩くと思うとうんざりする
西ノ峰に続くブナ林の斜面
西ノ峰〜赤津山
大日岳
蒜場山
幕営跡だろうか?
1,214m峰から西ノ峰
赤津山方面
赤津山の観測施設
湿地
灌木帯となる
池があった
近寄ると、ここから湧いているような感じなのだが・・・
赤津山までは遠い
赤津山
西ノ峰
西ノ峰から赤津山に向かう
焚き火の跡
西ノ峰を振り返る
赤津山方面の右手は切れている
鞍部に池があった
赤津山まで登り降りが多い
振り返る
また池があった
観測施設に到着
慰霊碑
山頂に向かう
赤津山々頂
標識なのだろう
山頂から観測施設を望む
下山途中に小鳥の群れ
ムシカリ
タムシバ
ブナ林

おわり